チャイばばの部屋        (旧:かっぱのひとりごと)

映画、本の感想を中心に、「いや~っ!○○ってほんっとうにいいですね♪」と思える事がらをつれづれなるままに…

「手紙」(脳トレ成果第1弾)

2006-11-26 20:03:03 | 
こんばんは。
脳トレから約一月が過ぎ、ようやくかっぱばの脳細胞に変化の兆候が…!

というわけで、ようやく本のレビューアップです♪
第1弾は映画で話題の「手紙」。

…感想は、一言でいうと「読後感が重たいが、読んでよかった」です。

いつ自分が加害者側の人間になるかわからないという恐怖と、
(強盗殺人とかでなくても、交通事故やら、
 子どもが犯罪者になったりしたらとかいろいろ考えちゃいました)
そうなった場合に、罪を背負いながら自分は行き続けられるのかという疑問が
頭の中をぐるぐる。。。

遺伝とか血とかいう問題とは別に、
社長がいった「犯罪の抑制」という意味からの「差別の正当性」。
なるほどと思いました。
この本を読むまでは、弟に対する同情しかなかったけれども、
読んだあとは、同情の気持ちとともに、一人の人間の犯した罪の重さ
というものを感じました。

文庫も出てて、読みやすくすいすいいけるので、
興味ある方はぜひどうぞ。
映画は全然興味なかったのですが、
原作読んだら見てみても良いかもと思い始めました。
時間あったら行ってみようと思います。


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