チャイばばの部屋        (旧:かっぱのひとりごと)

映画、本の感想を中心に、「いや~っ!○○ってほんっとうにいいですね♪」と思える事がらをつれづれなるままに…

げんきカレー ~みらいチケット~

2021-08-16 11:27:55 | ひとりごと
日本を襲う、コロナと水害の連日のニュース。

それだけでも暗い気持ちになり、心が乱されるというのに、
メンタリスト?とやらの、恐ろしい考えまでもがネット上で世間に発表されていました。

豊かなはずの日本に、多くの生活困窮者がいるという現状。
「なぜ、こういう状況に陥ってしまうのか。どうしたら救えるのか」
ではなく、
「生活困窮者の命の否定」
という方向に向かっていくとは。。

のら猫をかわいそうに思う気持ちはあっても、
人間の場合は、かわいそうと思えないのはなぜなんだろう。

人間の場合は、すべて自己責任だということなのか。

自分が「あちら側」にいく可能性は1ミリも想像できないのだろうか。

もしかしたら、彼のこれまでの人生、経済的にも能力的にも恵まれた人たちとの接点しかなかったのかもしれない。


朝から、こんなもやもやを抱え、テレビのチャンネルを変えてみたかっぱば。
救いの番組(おそらく再放送)と出会うことができました。

その番組で紹介されていたのが、
タイトルの「げんきカレー~みらいチケット~」です。

英語塾を経営している方が、家庭の経済事情でなくなくやめていくこどもたちの姿に心を痛め、
支援にのりだします。

そして、多くの大人たち、企業も彼の思いに賛同し、それぞれができる範囲での支援をしてくれています。
みらいチケットに助けられてきた青年が、初任給で、みらいチケットを買いにきたエピソードには本当にあたたかい気持ちになれました。

また、「げんきカレー」では、カレーを提供するだけでなく、
ボランティアによる学習支援も。

困難な状況、いろんな哀しみを知っているこどもたちのなかから、
社会のリーダーが生まれた方が、みんなが大切にされる社会が実現できるのではないか。
そんなことをぼんやり考えてしまいました。


しかし、農業や福祉業界のように生活に必要不可欠な仕事が低賃金で、
よくわからない「メンタリスト」が、高額納税者となり、
さも社会貢献しているかのような発言をする世の中って。。

げんきカレーに賛同してくれるような大人が増えれば、
みんながしあわせになれる社会、実現できるのかなあ。








最新の画像もっと見る