碓井広義ブログ

<上智大学教授のメディア時評> 見たり、読んだり、書いたり、話したり、時々考えてみたり・・・

週刊新潮で、朝ドラ「半分、青い。」についてコメント

2018年04月18日 | メディアでのコメント・論評


朝ドラ好発進、
母役「松雪泰子」「原田知世」の貫禄

40代後半以降の世代には、何とも懐かしい2人である。4月からスタートしたNHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」で、主人公の楡野鈴愛(すずめ)と同じ日に同じ産院で産まれた萩尾律のそれぞれ母親役を務める、松雪泰子(45)と原田知世(50)だ。
松雪の演じる晴(はる)は大衆食堂のおかみ、一方の原田が演じる和子(わこ)は裕福な写真館の奥様。対照的だが、2人とも舞台となる「ふくろう商店街」きっての看板美人、何より優しい母親でもある。

ヒロイン役が登場するまで子役が主人公を演じ、脇役陣がドラマを支えるのがいつもの朝ドラのパターンだが、今回は特に“懐かし”の2人が引っ張る。1週目が終わっての平均視聴率は20・1%。まずは好発進のようだ。

「同時出産から子供を巡ってやり取りするシーンなど、これまでの朝ドラにないほど印象深く母親2人を描いているのを感じます。2010年に日テレ系で放映された『Mother』では疑似親子の母親を見事に演じていた松雪さん。今回はいたって世間的な母親役ですが、彼女のキビキビした感じに対してホンワカした雰囲気の原田さん、お互いが個性そのままで演じているのがいいですね」

そう語るのは、上智大学教授の碓井広義氏。


作家の麻生千晶氏もいう。

「年を取ってもきれいで好感度の高い2人、そりゃ中年のオジサンたちは、皆チャンネルを合わせるでしょう。これで主演の永野芽郁(めい)さんと相手役の佐藤健さんが登場して恋愛話などになれば、大人の2人は後ろに引くのでしょうが、中高年男性の視聴者を取り込むにはいいキャスティング。作、脚本を務める北川悦吏子(えりこ)さんの計算ずくの演出ですよ。朝ドラは北川さんにとって初の試み、出身地の岐阜を舞台にし、自らの体験を随所に盛り込むなど、かなりの力の入れようです」

松雪、原田の後には“真打ち”が待つ。少女漫画家を志すヒロイン鈴愛の師匠役として、「トヨエツ」こと豊川悦司が登場するのだ。北川作品とは縁が深い。

世のオバサマ方も夢中になること間違いなし。

(週刊新潮 2018年4月19日号)
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