悪質自転車、一発レッド 都内初、きょう一斉取り締まり(産経新聞) - goo ニュース
今日もいつものように自転車で会社まで来ました。夜になればいつものように自転車で帰宅します。
しかし今日、都内では「悪質自転車」の一斉取締りを行っているそうです。少なくとも今朝方には
そうした風景を見ることはありませんでした。
取り締まり自体には何も反対をすることはありません。しかしそもそも「悪質自転車」とは何かと
いうところからして、よくわかりません。もちろん、二人乗りや無灯火という見るからにして
危なそうな自転車は、悪質と言わざるを得ません。人ごみの中をかなりの速度で走る、いわゆる
「暴走自転車」も悪質でしょう。では時速何キロからが「暴走」する自転車なのかと聞かれれば、
どうなのでしょうか。逆にそれほどの速度を出していなくとも、狭い道から広い道へ出るときに、
一旦停止をしないような自転車でも悪質だと言えるはずです。
そもそも、危ない自転車が増えたから取り締まりを強化するという考えは、雑草が伸びたから、
草刈りでもをするか、くらいの場当たり的なものであって、自転車を乗る人たちの立場、もっといえば
交通の中での自転車の位置づけをどうするのかというものには何らならないでしょう。1日2日取締りを
強化したところで、また雑草が伸びるだけなので、堂々巡りするだけです。そうした場当たり的な
対策しかとらないから、都内において、1年間で62件「しか」赤切符を切れず、ひいてはそのことが
自転車が車両であることの意識を持たない人が多くなる結果だと思います。
つまるところ、自転車とは何なのかという明確な位置づけとその徹底がなされない以上、象徴的な日に
象徴的な取り締まり行為を繰り返すだけになるように思えます。また、「自動車と違い保険制度が
整っていない」(警視庁談。そもそもこれも警視庁の誰の発言なのかが不明確)ことが問題であるならば、
思い切って、自転車購入と同時に強制的に自賠責保険へ加入させる制度を作ればいいのではないでしょうか。
そうすれば、決して安くない保険を払ってまで自転車に乗る人は減る上に、放置自転車の問題も
ある程度解決するように思えます。取締りをして罰金を巻き上げて「点数稼ぎ」と揶揄される前に、
自転車に乗る方も取り締まる方も、できるべきことはたくさんあるはずです。
今日もいつものように自転車で会社まで来ました。夜になればいつものように自転車で帰宅します。
しかし今日、都内では「悪質自転車」の一斉取締りを行っているそうです。少なくとも今朝方には
そうした風景を見ることはありませんでした。
取り締まり自体には何も反対をすることはありません。しかしそもそも「悪質自転車」とは何かと
いうところからして、よくわかりません。もちろん、二人乗りや無灯火という見るからにして
危なそうな自転車は、悪質と言わざるを得ません。人ごみの中をかなりの速度で走る、いわゆる
「暴走自転車」も悪質でしょう。では時速何キロからが「暴走」する自転車なのかと聞かれれば、
どうなのでしょうか。逆にそれほどの速度を出していなくとも、狭い道から広い道へ出るときに、
一旦停止をしないような自転車でも悪質だと言えるはずです。
そもそも、危ない自転車が増えたから取り締まりを強化するという考えは、雑草が伸びたから、
草刈りでもをするか、くらいの場当たり的なものであって、自転車を乗る人たちの立場、もっといえば
交通の中での自転車の位置づけをどうするのかというものには何らならないでしょう。1日2日取締りを
強化したところで、また雑草が伸びるだけなので、堂々巡りするだけです。そうした場当たり的な
対策しかとらないから、都内において、1年間で62件「しか」赤切符を切れず、ひいてはそのことが
自転車が車両であることの意識を持たない人が多くなる結果だと思います。
つまるところ、自転車とは何なのかという明確な位置づけとその徹底がなされない以上、象徴的な日に
象徴的な取り締まり行為を繰り返すだけになるように思えます。また、「自動車と違い保険制度が
整っていない」(警視庁談。そもそもこれも警視庁の誰の発言なのかが不明確)ことが問題であるならば、
思い切って、自転車購入と同時に強制的に自賠責保険へ加入させる制度を作ればいいのではないでしょうか。
そうすれば、決して安くない保険を払ってまで自転車に乗る人は減る上に、放置自転車の問題も
ある程度解決するように思えます。取締りをして罰金を巻き上げて「点数稼ぎ」と揶揄される前に、
自転車に乗る方も取り締まる方も、できるべきことはたくさんあるはずです。