あさサン

大好きなお菓子と日々のささやき

一壺天とロザンナ

2014-09-10 | おやつ

こんにちは、そこそこ暑く、そこそこ涼しいです。

昨日は満月、おとついは中秋の名月でしたね。

お月見団子

昔、このお菓子のお蔭でお給料を頂いていました(笑)

草津駅前に久しぶりにオープンしましたので拝んでいます

そして、いつものイタリア語を楽しみました。

挨拶の勉強をしましたが、最後のゴンドラ職人さんが

インタビューに答えていました。

「あなたにとって”仕事”とは何ですか?」

楽しみだね!合わない仕事、いやいやするなら家に居た方がましさ!」

ヒデとロザンナの娘さん、万梨音さんです)

 

今日、ちょうどある雑誌を読んでいましたが(キリスト教関係)中身は

ひきこもり”特集でした。

置かれている環境に何の関係性も抱けなかったら、それは

やはり辛い事と思います。そして、ひきこもりが急速に増加している現実も伝えていました。

身近に何人も知っているので深刻な状況を聞くと胸が痛くなります。

状況が悪化して精神疾患にもおよんでいます。

 

昨日に続きますが、幸せのほとんどは”仕事”による割合が多いと

ある大学の先生に聞きました。

少し前から看護士さんの現場と間接的に関わりがあるのですが、辛いという人と、

やりがいを感じている、楽しい、もっと勉強したいという人、両方の声を聞いています。

 

これから社会に出る人達が生き生きと生活出来る世の中にするには

どうしたらいいのか、友人の息子さんの例もあるので、ちょっと考えてみたいな、

と思いました。

 

ご訪問ありがとうございました。 ごきげんよう

 


就活

2014-09-09 | 友達

こんにちは。

9月9日、確か救急の日だったような・・・。

昨日、Hさんが一冊の本を返しに来てくれました。

糸井重里さんの本です。

娘が今から6年ほど前に東京で就活していた時に出会った本です。

なかなかうまくいかなくて(落ちて)凹んでいた時に、スターバックス(落ち着くそうです)

のある駅目指して山手線をグルグル。

ふらっと立ち寄った小さな本屋で見つけたそうです。

 

「働く」、と言うことの考え方を明るい方へ捉えなおさせてくれたようです。

面接に行く時の気持ちが良い方向へ整えられたようです。

私も読みました。悪くない、良いな、こんな本初めて。

仕事で体調を壊した若い女性の友人にも貸してあげたら、とても喜んで

貰えました。 好きな仕事に就いていたので残念でしたが

 

友人の息子さんもちょっと、まわりの友達よりスタートが遅れていて

お母さんは焦っておられるようです。

こんな本がうちにあるけど、ちょっと古いけど良かったら!

お母さんは読まれたのですが、息子さんは読まれませんでした。

本の題名が良くなかったのか・・・。

彼は働きたくないそうです。

 

そうか、社会にでるのが怖いのか、確かにブラック企業が問題になったりしているしな。

娘もそういう会社に引っかかって3ヶ月で辞めました。

出来る限りの話を色々して別れたのですが、この本と出逢う、同じころに

「働かざる者食うべからず」、と言う有名な聖書の言葉にちょっと悩んだ事が

ありました。

直接にではありませんが、ほとんど専業主婦の集まりの時に、別の立場にある人から

全員に向けて、軽くですが投げかけられました。

 

今の生活が精一杯でしたが、お金を得ると言う働き方をしている訳ではないので

しばらく悩み続けました。

色んな事言う人いますし。 

 

そんな時に、曽野綾子さんのこの本がベストセラーになっていて、

TVでこんな風に言っておられました。

 

~日本では、「働かざる者食うべからず」といういい方が一般的なようですが、

これは正しくありません。

この社会には、働きたくてもどうしても働けない人もいるからです。

しかし、働けるのに働きたくないという人は、食べられないのが当たり前と思わなければならない。

そういう人たちまで食べさせてあげようとするから、社会が堕落するのです~

 

曽野綾子さんはそんなに好きではありませんが、この言葉には正直救われました。

身体があまり丈夫ではない人、障がいのある人達がネットで同じように、

理解の仕方を間違っていた、と言っておられます。

 自分は生きていてはいけないのかとさえ。

 

100働けなくてもその人の体や気持ちの状態に出来るだけ配慮した仕事の世界、

と言う社会にできないものでしょうか。70でも30でも。

お金が貰えるとかの問題だけに拘らずに、何か、誰かの役に立つ事で認められて。

96歳の母(前出)、とても元気で食っちゃ寝、食っちゃ寝の毎日です。

洗濯物くらいたためばいいのに(笑)

 

ご訪問ありがとうございました。 ごきげんよう

 

 


是枝監督と向田邦子

2014-09-07 | 本、ドラマ他

こんにちは

爽やかに暑い日です(^-^)

歩いても歩いても」、新鮮なとうもろこしとの出会いがきっかけで

再び見ました。 

見る度に新しい発見があります。台詞に動きにセットに小道具に街並みに・・・。

 

Amazonのレビューを読んで、そうそうその通り、上手に表現してはるなぁ。

 

「ひとつには自分の両親と姉一家を通して、またひとつには妻と妻の連れ子を通して経験する、

他人ではない家族だからこそ味わねばならない心理の機微。

ユーモアとペーソス、時には残酷。この機微がもたらす主人公の心の揺れは、

喜怒哀楽という感情とはまた別の次元で我々の心を揺らす。」(さいのじ氏)

 

向田邦子ドラマとも共通するテイストがある」(ざりがに氏)

 

監督の是枝裕和氏は確かに向田邦子氏を強く意識されています。

     

2013年9月4日放送 「クローズアップ現代

  ”33年目の向田邦子ーなぜ惹かれるのか

と題してさまざまな立場、関係のあった人たちの言葉を拾っていました。

 

是枝監督 「向田さんの作品には、そこまで単純な”家族至上主義”みたいなものとは違う・・・。

家族同士でも謎は抱えているし、闇は抱えているし。

決して家族だから理解しあえるというような、信仰に基づかないリアルな描写がある。」

 

このインタビューの後、「そして父になる」のワンシーンが流れます。

~息子を取り違えられた夫婦を主人公に、家族の葛藤を描いています。

是枝さんは東日本大震災後に広がった家族にまつわる価値観と、

向田の作品とは相反するものだと感じています~

 

是枝監督「何が嫌だったかと言うと、なんか最後は家族だよねっていう感じの絆の

言われ方、使われ方が結構多かった気がして、震災のあとって。

なんかその・・・本来的に言うと、人と人がつながっていくのって、血縁を超えて

つながっていくほうが豊かになると思っているし・・・。」

 

~ステレオタイプの家族像が、もてはやされる時代。

是枝さんは、それだからこそ、向田作品に触れたくなるといいます。~

 

向田さんが描いた、家族が一番面倒くさくて、やっかいで、隠し事が言えない相手であり、

でも一緒に暮らしているという描写の方が、逆にほっとする。そういうところに惹かれる。」

 

20代の頃、結構むさぼるように読んだ向田作品を再び読み直したくなりました。

 

ご訪問ありがとうございました。 ごきげんよう

 

 

 


歩いても歩いても

2014-09-06 | 本、ドラマ他

こんにちは。

8月の終わり、新しく出来たこだわりのスーパーで

 生でも美味しい「とうもろこし」、というのが売ってました。

早速試食。 確かに美味しい。また、試食。

作りたい、作りたい・・・。でも、ここは家まで2時間の所、あきらめました。

 

近所のスーパーで2本買いました。

そして、ゲオへ。  久しぶりに「歩いても歩いても」借りました。

  

海で溺れていた子どもを助けて亡くなった長男の命日に(15年目)集まった家族の

1~2日の生活を描いています。季節はちょうど今と同じ初秋の設定です。

ところ、どころ希林さんの普通の表情でグサッとくる台詞。

ちょっと訳ありな次男の結婚、嫁姑・・・。

 

脚本・監督 是枝裕和 「誰も知らない」、「そして父になる」他。

何回見ても大好きな映画です。阿部寛主演、樹木希林、原田芳雄、YOU・・・

 

いよいよ、お目当てのシーンへ。

みんなでとうもろこしの実を取っています。

希林さんが揚げています。とうもろこしのかき揚げです。

実は家で前に作ったところ実がバラバラに散ってしまいました。

それで、また、色々ネットで調べてみました。

たいていのレシピは180℃で揚げる、と書いてあるだけです。

 

そこへ、映画好きの娘登場、「確か、フライパンで揚げていたと思うよ!」

ふむふむ、再度ネットで調べると(サッポロビール)フライパンを勧めておられます。

久しぶりに楽しみながら、とうもろこしのかき揚げ方法確認。

やっぱりフライパンでした

 

カリカリのお煎餅みたいに出来ました

映画でもありましたが、揚げたてをサクサク食べるのが最高です

 

この映画、食べ物の話題がたくさん出てきます。お腹がなります

そして、タイトルの「歩いても歩いても」、中高年の方なら口ずさむほど

聴いた覚えがあると思います。映画での登場シーン、発見してみてください

 

映画も、かき揚げも是非お試しください。

 

ご訪問ありがとうございました。 ごきげんよう

 


martinさんからの手紙

2014-09-05 | その他

こんにちは

琵琶湖岸で一人の外国人の、それもなかなか出会わないチベット仏教

修行者との出会い。1時間足らずのドライブ。6年もたった今頃になって、ブログに・・・。

  

 

martinさんと別れてから家路についたのですが、

なんで、彼は滋賀県に来て、なんで浦島太郎に関心を持ったのかな?

考えながら運転しました

その晩、ちょっと気になって紙袋に書かれたアドレスにメールしてみました

 

今日、貴方の運転手を務めさせて頂いたものですとか件名を入れて。

無事、目的地に着けましたか?

泊まるところはありますか?

体に気を付けて良い旅をしてください そんな感じの簡単なメールだったと思います。

 

martinさんから早速お返事が届きました

ハーイ!カオル。 (良かった元気

今日は何もかも、とてもうまくいったよ (当然でしょ!)

今、難波のインターネットカフェでメールしてます。

四国を巡礼している途中に関西に来ました。と言うような事が書かれてありました。

そして、最後に You have the 〇〇〇〇〇. と書かれてあり、えっ!とまたまた、

ビックリ。そうかな・・・。ちょっと不思議・・・。

 

日頃、自己肯定感の低い私にはかなり嬉しい言葉だったことを今、改めて思い出しました。

落ち込んだ時、不安な時、怖がっているとき、頼りになるお守りになりそうです

 

martinさんがメアドを書いて下さった近鉄の紙袋、こんなものに変身していました

上の方に書かれてあります(笑)

 

車の中の運転席と後部座席、顔はほとんど記憶にありません。

その後、メールのやり取り、していません(英語しんどい

でも、お世辞でも、嬉しい言葉のプレゼント 胸の中に残りそうです

 

そして、今、浦島太郎のまたまた復刻版に興味が出てきました

時代によって話の内容が異なっているようで、奥が深いみたいです

 

また、誰かの赤ちゃんに肌着を作ってあげる時、martinさんを思い出すかも知れません。

どこかで、元気にしておられますように・・・。

 

ご訪問ありがとうございました。 ごきげんよう

 

 

 


チベット仏教 布教者? 修行者?2

2014-09-03 | その他

こんにちは。しとしと雨、降ってます。

 

前回のおさらい・・・2008年9月25日木曜日→おばあちゃんのお見舞いの帰り道→

琵琶湖岸道路をドライブ→チベット仏教の法衣を着たヒッチハイカーを車に乗せてあげる→

→JRオオツエキまでドライブが始まる→ロンドン在住のイギリス人、”martin”さんとの雑談が続くものと思ってました・・・。

 

朝早く何にもない琵琶湖岸に?夜はどこかに泊まったの?

湖岸の芝生に寝ました。

野宿したのね。風邪、引きませんでした?(もうすぐ10月ですし)

大丈夫です。ありがとうございます。

 

適当なおしゃべりをしました。しばらくしたら、

カオル、浦島太郎の話をしてくれるかい?

(えっ!何を言うんや!このひとは!)

浦島太郎lって?あの浦島太郎よね・・・動揺・・・)

どうしよう!困った!しっかり覚えてないかも・・・。

頭の検索エンジンに浦島太郎を入力! しばらくしたら出てきました!

 

遡る事3年、2005年1月25日(火)チャペルコンサートを思い出しました。

そう言えば、信愛幼稚園副園長 登貴子先生浦島太郎の絵本を読んでくださった。

思い出して、お話しました・・・ロング ロング タイム アゴーか

ワンス アポン ア タイムか覚えていませんが、恥ずかしいほどのカタカナ英語でスタート

martinさんは一生懸命私の英語を聴きっとってくださいました。

さぁ、オオツエキに行こうと思って近江大橋を渡ろうとしました。

助手席のバッグからお金を出さなくっちゃ・・・!

あれ?ない!ない!私の大事なものがほとんど入ってるバッグがない!

オーマイ・ゴッド  どうしよう・・・martinさんに借りるのも悪いし・・・

どこに忘れたのかな 浦島太郎どころじゃない

わかったおばあちゃんのところでトイレに入ってそこに置いた覚えがある。

それでは心配ありません  職員さんがちゃんと取っておいてくださる

電話しておこう  あっ、携帯もないんだ 結構不安・・・。

それに、免許証もない どうしよう・・・。

お願いお巡りさん、こっちに来ないで 今、私、そこそこ人助けしてるんですから

 

仕方ない、お金のかからない瀬田の唐橋まわりで行きましょう

(注釈:2013年12月26日から近江大橋は無料になりました)

車線変更、ちょっと急ですがしようとしたら、後ろのダンプカーに怒鳴られる

martinさん 余裕のない人ですね、と顔をしかめて、味方をしてくれました。

 

いよいよ浦島太郎のお話も佳境です。お土産の玉手箱を持って元の村へ。

ところが、箱を開けたら煙が出てきて、あっという間に白髪頭のおじいさんに

 

お話はここまでですが、この浦島太郎チャペルコンサートで改めて聴いた、

草津教会の 宮田牧師がこんな風に解説していました。

「僕は今までこのお話は遊びほうけた人間へののお話や、と思っていた。

でも、今回聴いてみて、陸に上がったら10年も100年も経っていて、家も友達も何もかもなくなっている、

そんな環境で生きていくのは苦しい、辛い、浦島太郎の残りの人生を短くしてあげよう、そういう

上からの(神さまの)助けの計らいだったのかも知れないな、と感じた。」そのように話していました。

 

そんな感じの事を拙い英語で話し終わるとmartinさんはとても、不思議そうに、そして、少し上向き加減に

唸るように考えておられました。なるほどそういう事なのか・・・とでも言いたげに。

その時の表情、今もしっかり覚えています。

 

一時間足らずのドライブもリクエスト通りオオツエキに無事到着

僕にメールをください。  

私は唯一の手荷物(おばあちゃんの繕い物が入っている近鉄の紙袋)の白いところに

メールアドレスを書いてもらいました。

深々と頭をさげて、心からお礼を言って下さいました。

浦島太郎の話が良かった!

喜んでいただけて嬉しいです。お元気で。体に気を付けて。さようなら

 

 

ご訪問ありがとうございました。 ごきげんよう   ほんの少しつ・づ・く

 

 

 

 

 

 


チベット仏教、布教者?修行者?

2014-09-02 | その他

こんにちは

今日は晴れ。昨日よりずっと暑いです  これが普通かな?

朝早く用事があっておばあちゃんの所へ行ってきました。「あさ江」さんと言います。

大丈夫、落ち着いていました。 心配ありません。また、来ますからね

    

 

琵琶湖大橋東詰(はたらきペンギン)、いつもの交差点。お天気がいいので湖岸周りで帰ろうかな

湖面に陽の光が反射して綺麗だろうな釣りをしている人に会えるかも!と考えて,

オッと・・・! 帰りの時間はそんなに余裕がない、また、あんな事になっては大変(笑) 

 

2008年9月25日(木) 今日と同じようなお天気の良い日でした。(適当なBGM入れてください

おばあちゃんを見舞っての帰り道、その後の一日は特に忙しい用事はありませんでした。

気分よく湖岸道路を運転していました。 皆さん、お仕事いってらっしゃいとかなんとか思ってたんでしょうか?

琵琶湖博物館の手前に草津道の駅があります。しばらくしたらコンビニ(セブンイレブンだったような・・・)。

そこで、テレビででしか見たことがない「チベット仏教」の法衣を着た人が親指をたててドライバーを

見ています。こんな格好の人です。 

ちょっと目に止まりました。ヒッチハイクの人も。チベット仏教の法衣にも。

ここら辺ではほとんど普通ではありませんから。 

外国に来て、今、ちょっと困ってる感じ・・・。私はヒマ。危ないオーラあまりない。

よし!決めた!ピックアップ決断引き返しました。コンビニの駐車場にとめて、どうぞ、と

チベット仏教様をお乗せしました。バックパッカーの格好でした。

 

開口一番「オオツエキマデオネガイシマス。」(深々と礼)

えっ?そんな遠く! 守山でも栗東でも私のおうちがある草津でもなくぅ~。

南草津、瀬田、石山、膳所。全部通過するのかぁ~

しゃあない、乗りかかった船じゃ  りんじんあい りんじんあい

いざ(実際は黄色の車でした) オオツエキ目指して発車しました。

お互い自己紹介。英語で話すの?と聞いたら「オフコース!」(ここは学校でもないし、日本なのに・・・)

イギリス人でロンドン在住、お名前は「martin」さん。結構イケメン 正解だったかも

 

この後、私は彼の発する次の言葉を聞くまで能天気に運転するのであった つ・づ・く

 

ご訪問ありがとうございました。 ごきげんよう