出産レポ 〔１〕

2009年6月28日は日曜日。
半月近く続く前駆陣痛にも体が慣れ、午後にイオンに行ったくらいだ。

イオンに着いたがなんとなくいつもと痛みが違うような気がしたので買い物は旦那に任せ、車の中で寝ていた。


帰宅してもなんとなく落ち着かず、台所を片付けて洗濯をしたら痛みが増してきた。横になる。

少し寝たが痛みが強くなっている気がするので時間を計ると10分から15分間隔になってる。それが23時。

もっと痛くなってからのほうがいいかなぁ～とか思いつつ食事をとる。

コウをじじばばにあずける準備をして、日付が変わったら病院に電話しようと決める。


29日になった１時頃。旦那と病院到着。
診察を受ける。

「いい感じに５～６センチ（子宮口）開いてるわよ。このまま分娩台いっちゃいましょう♪」

すごい気軽な雰囲気で分娩台へ。


１時半すぎ。
着替えて分娩台（この時はベッド）に上がるも、なかなか陣痛の間隔が狭まらない。

「内診して刺激しますか？」

それがどういうことかわかっていたからかなりの恐怖だったけど、このまま寝て待っていてもしょうがないから「お願いします」と勇気を出して言ったら、それこそグリグリと指を突っ込み、指で広げられ、歯を食いしばっても喉の奥から声が出た。


それから「いったん部屋に荷物置きにいきましょうか」と歩かされる。


分娩台に戻って「いきみたくなったらナースコールしてくださいね」と放置。

歩いたことによって痛みが強くなった。

「くぅぅ～～！」声が出るくらいの痛み。

「何分間隔？」旦那に聞くと「2,3分だよ」との事。


コウの時はいきみたい感覚のＭＡＸがわからなくて「もうちょっといきみのがしすれば良かったのかなぁ」という反省があったので、今回はギリギリまで逃して一気に産もうと決めていた。


もうすっかりいきみたい感覚になっていて相当逃すのがつらかったが、「次の波が終わったらナースコールする！」と耐えて、やっとした時には「もう出ちゃいます～！！」と。



〔２〕へつづく。