石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

上木屋町 幾松

2018-09-14 16:57:16 | Weblog

9月 京都銀行 実食セミナーは

上木屋町 幾松さんにて。

 

こちらは 明治維新で活躍した 桂小五郎 (のちの木戸孝允)と

芸妓 幾松 (のちの木戸の妻、松子夫人)の住居跡。

お部屋には 西郷隆盛書の一双のお軸がかけてあり、

まさに 今の「西郷どん」にぴったり

松子夫人 (幾松)は 若狭小浜の生まれで、8歳のときに京に出て

芸妓さんになってから 桂小五郎と出逢ったそう。

歴史も古く、とても風雅な建物だ。

お部屋とお部屋の間にある 美しい池も 大好き。

菊の花に彩られた れんこんまんじゅう。

幾松さんのあとは 主人と別行動で 祇園楽楽さんにて

懐石勉強会に参加した。

9月は 「月見の茶事」

今回、懐石料理人の 中尾さんが 伽羅をたいてくださって、

皆さんで 聞かせていただいた。

なんと、中尾さんは 富山で 志野流の香道をなさっているそうで

初めて知って 驚いた。。。と同時に とても素敵で 感激

そのあと、一枚の料紙に 皆で月を描こうと、

墨をもってこられ、大緊張した。

それぞれが思う、イメージする月ということで

墨と水で 濃淡をつけて サラサラっと描かれるけど、

絵心のない私は ほんとに恥ずかしいほど へたくその三日月を描いた。

千鳥の盃の ときに お酒の肴に、

誰か 謡を。。と中尾さんが おっしゃったのだが、

誰も 人前で謡を披露できる人がいなくて

それならば、北海道地震で被災された人々のために

「花が咲く」の 歌を一緒に歌いましょうということに。

茶事は 楽しい遊び。

香を聞いたり 絵を描いたり 歌を歌ったり (謡なら 尚よし)

神坂雪佳の たらしこみで描いた 月と雲。

秋の茶花は 可愛らしい。

 

 

舞鶴のお墓のことなら・・・・伝統と信頼の辻石材店へ

 

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