今朝は物凄い雷の音で目が覚めた。音というより地響き・・
爆弾でも落ちたのかと思ったが・・(一瞬どこへ逃げようかと考えたほど)考えて見みたら爆弾攻撃の経験も無いんだからそう思うのも変である。
とりあえず、そのまま寝ていた。死ぬときゃ一緒だ!
自宅のPCの具合が今ひとつである。それと、ばたばた(いつもの事)してたせいでUPできなかった。
今日は国内ネタ。
数年前仕事で札幌に出かけたついでに、帰りは勝手に函館経由にして帰ってきたことがある。札幌も良いのだが、そのほかにも行って見たかったのだ!
例によってガイドブックも持ってないし・・適当に駅の売店で立ち読みして、行く先を決めた。そのうちの一つが『函館ハリストス正教会』。ハリストスとはキリストのこと。東方正教会Eastern Orthodoxの建物で、東方正教会はそのほかにギリシャ正教、ギリシャ正教会とまたは、ロシア正教と呼ぶことも多いらしい。
カトリックやプロテスタントの教会は目にする機会が多いが、東方正教会というとなかなかお目にかかるチャンスが無い・・と思ったミーハー的動機である。
多くの観光客の目的は、この『函館ハリストス正教会』の外観が目的のようで、外側をささっと写真にとって立ち去ってゆくお客さんが多かった。
kおばちゃんもそうしようかな・・とも思ったのだが、せっかくここまできて内部を拝見しないのもなんだな・・と思ってお邪魔する事にした。内部は拝観料が必要ではあるが・・
内部ははやり外側の観光気分とは違った静寂が広がっていた。そして祭壇の側には何枚のイコンが展示されていた。なんとなく眺めながら・・雰囲気の違うイコンが数枚混じっているのを感じた。そういえば『山下りん』というイコン作家のことをテレビの美術番組で放映していたのを思い出した。たしか北海道の教会にある・・って言ってた事を思い出した。
受付の女性に聞くと、思ったとおり山下りんの作品とのこと。改めにて見直すことにした。
確かこの『山下りん』なる女性は茨城出身の画家で、西洋絵画を学びたいがために・・東方正教会に帰依したところがあるようである。ただし、留学先の、ペテルブルグのノヴォデーヴィチー女子修道院で学んだ絵画はいわゆる『西洋絵画』とは程遠く、エルミタージュにてラファエルなどのローマカトリック系の宗教画の方に傾倒していったようで、最終的にはエルミタージュへ通うことすら禁止されてしまってたいそう落胆したようである。
そんな背景から、彼女のイコンはおよそイコンらしからぬ、まるでラファエルの聖母子像のような趣があった。
ちなみにロシア正教会イコン と りんのイコン
山下りん研究会のHPより
こんな感じである。
kおばちゃんとしてはりんの方が親しみを感じたのだが・・丁度その時聖堂に入ってらした神父様?が説明してくださったイコンの「解釈」をお聞きし、山下りんのイコンが異端とされたのはなるほどなあとおもったのである。
イコンと描くとき(人の)に感情が入ってはいけない・・要は『無表情』ということが一番である。つまり、イコンと対峙した時に、その対峙した人物の感情によって『いろいろな表情』が感じられるから・・というような意味のことをおっしゃったと思う。(kおばちゃん、すぐ忘れるからあてになりませんが・・)
そういう意味で捉えると、たしかに『山下りん』のイコンは感情豊か過ぎるかもしれないなあーーと思った。
そんなことを考えながら『函館ハリストス正教会』を後にした・・・・・らすっかり教会の建物の写真を撮るのを忘れた・・・おそまつなkおばちゃんでした。
ちなみに日本正教会のHPによると こんな感じ・・
爆弾でも落ちたのかと思ったが・・(一瞬どこへ逃げようかと考えたほど)考えて見みたら爆弾攻撃の経験も無いんだからそう思うのも変である。
とりあえず、そのまま寝ていた。死ぬときゃ一緒だ!
自宅のPCの具合が今ひとつである。それと、ばたばた(いつもの事)してたせいでUPできなかった。
今日は国内ネタ。
数年前仕事で札幌に出かけたついでに、帰りは勝手に函館経由にして帰ってきたことがある。札幌も良いのだが、そのほかにも行って見たかったのだ!
例によってガイドブックも持ってないし・・適当に駅の売店で立ち読みして、行く先を決めた。そのうちの一つが『函館ハリストス正教会』。ハリストスとはキリストのこと。東方正教会Eastern Orthodoxの建物で、東方正教会はそのほかにギリシャ正教、ギリシャ正教会とまたは、ロシア正教と呼ぶことも多いらしい。
カトリックやプロテスタントの教会は目にする機会が多いが、東方正教会というとなかなかお目にかかるチャンスが無い・・と思ったミーハー的動機である。
多くの観光客の目的は、この『函館ハリストス正教会』の外観が目的のようで、外側をささっと写真にとって立ち去ってゆくお客さんが多かった。
kおばちゃんもそうしようかな・・とも思ったのだが、せっかくここまできて内部を拝見しないのもなんだな・・と思ってお邪魔する事にした。内部は拝観料が必要ではあるが・・
内部ははやり外側の観光気分とは違った静寂が広がっていた。そして祭壇の側には何枚のイコンが展示されていた。なんとなく眺めながら・・雰囲気の違うイコンが数枚混じっているのを感じた。そういえば『山下りん』というイコン作家のことをテレビの美術番組で放映していたのを思い出した。たしか北海道の教会にある・・って言ってた事を思い出した。
受付の女性に聞くと、思ったとおり山下りんの作品とのこと。改めにて見直すことにした。
確かこの『山下りん』なる女性は茨城出身の画家で、西洋絵画を学びたいがために・・東方正教会に帰依したところがあるようである。ただし、留学先の、ペテルブルグのノヴォデーヴィチー女子修道院で学んだ絵画はいわゆる『西洋絵画』とは程遠く、エルミタージュにてラファエルなどのローマカトリック系の宗教画の方に傾倒していったようで、最終的にはエルミタージュへ通うことすら禁止されてしまってたいそう落胆したようである。
そんな背景から、彼女のイコンはおよそイコンらしからぬ、まるでラファエルの聖母子像のような趣があった。
ちなみにロシア正教会イコン と りんのイコン
山下りん研究会のHPより
こんな感じである。
kおばちゃんとしてはりんの方が親しみを感じたのだが・・丁度その時聖堂に入ってらした神父様?が説明してくださったイコンの「解釈」をお聞きし、山下りんのイコンが異端とされたのはなるほどなあとおもったのである。
イコンと描くとき(人の)に感情が入ってはいけない・・要は『無表情』ということが一番である。つまり、イコンと対峙した時に、その対峙した人物の感情によって『いろいろな表情』が感じられるから・・というような意味のことをおっしゃったと思う。(kおばちゃん、すぐ忘れるからあてになりませんが・・)
そういう意味で捉えると、たしかに『山下りん』のイコンは感情豊か過ぎるかもしれないなあーーと思った。
そんなことを考えながら『函館ハリストス正教会』を後にした・・・・・らすっかり教会の建物の写真を撮るのを忘れた・・・おそまつなkおばちゃんでした。
ちなみに日本正教会のHPによると こんな感じ・・
よく分からないですが、異端と言われるぐらい特長あるのは、悪くないような。良し悪しは何ともいえないんですけど、同じものじゃつまらないなーと、勝手に思ってしまうのでした。
薄暗い中で見ると・・判らなくはないか。
宗教というとにかく凝り固まった世界で生きてゆくにはつらかったんじゃないかと思います。
美術的には評価されているみたいですけど。