Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

兵どもが夢の跡(マウサ)

2011-02-08 22:47:26 | キプロス
夕べ新聞を見ていたらローザンヌ国際バレエコンクールの日本人入賞者の記事をみつけた。
その下に優勝者の名前があったのだが・・ブラジルからのMagri Mayaraさんとあった。

ブラジルのバレエといえば以前見た番組のOnly When I Dance(跳べ!世界へ ~リオの“リトル・ダンサー”~)で、リオの貧困地区の子どもにバレエの道をひらいているMariza Estrella女史を取りあげているましたが、その中でこの地区出身の男の子のダンサーがローザンヌで優勝していた・・とやっていたのを思い出しました。

...Magri Mayaraさんがこの地区の出身かどうかは知りません。

ベネズエラにあるEl Sistema というプロジェクトで育った貧困地区の青年達が音楽界で羽ばたいている姿をみるにつけても、子どもの才能を生かすって大切だと思いますね。

それにしても・・今の首相の答弁『いまやろうとしてるんです!』って子どもじゃないんだからさ。
まるで、『勉強しなさい!』て親に言われた答えのような答弁ばかりでなさけなや。

○12月31日(金)

マウサmağusa(ファマグスタ)のオテロ・タワーOtello Kalesiの見学はまだ続きます。
城壁の上の部分?から下にまた降りてきました。


中庭のようなところです。画面左側はさっき見たホールのような天井の高い室内の建物です。

この中庭、あまり広くありません。テニスコート半面くらいでしょうか?壁に沿ってこんなものがおいてあります。


その昔は大理石の柱状のものがあったのでしょうかね?


明らかに壁と石質がちがいますね。

こんなものも立てかけてあります。イタリア語?でしょうか??


Victolという単語しかわかりませんでした。

こちらに無造作に転がっているのは・・


400年の風と雨の中にさらされた大砲。これは銃口に沿って鉄の輪があるのでトルコ式のようです。


ごろごろと転がっているのは砲弾。ほとんどが鋳鉄のようです。

こちらはさっきのホールの建物の入り口ですが・・


このように首のない像が何気に立ってます。


こちらはその建物と反対側の部分・・だったと思いますが・・入り口からして『部屋』という感じではありません。


中に入ると・・このようなトンネル状になっているだけです。

振り返えってもこんな感じです。

こちらはまた別の部分の建物?ですが・・

やはりこのようなトンネルのようになっています。横からの窓がありません。
その代わり?天井に明り取りのような孔があいています。これがさっきkおばちゃんが城壁の上でみた孔ですね。

その上、入口はこのように小さいのです。

これは何でも防衛上の構造だとか。たしかに窓が多いと、建物としてはもろいですからね。
これらの構造はベネチアの支配下にあったときにやってきたレオナルド・ダビンチの助言に従ったとか。

そうそう、このオテロ・タワーの外壁の『塔』の部分も、丸みを帯びた構造になっています。
これも、敵からの襲撃があったときに、玉があたりにくい・・というためにこういう構造になったということです。

ところでこれはちょっと新しい感じがしますね。

国連平和維持軍がはいってからのものでしょうかね?

狭い(ギルネ城にくらべたら)構造でありながらも、無造作に過去の遺物が転がっているさまをみると『兵どもが夢の跡』という言葉を思い出したkおばちゃんです。
コメント
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