クアトロ、好ましい男子....まとめて日記

某月某日
いつまでも終わらない事務作業。
でも一日中はできないから、今っていちおうライブ前じゃないよね、と
自分に確認して、鑑賞券もらってた映画へ。



マイ・バック・ページ。
人気者二人が出ていて、しかも公開1ヶ月たってないのに、残念ながら客席はさびしい。
でもわたしはこの映画好きだった。
欠点をあげればきりがない。原作を明らかに超えてない。
でも、制作も出演も70～80年代生まればかりのスタッフでこれをやろうとした
強い意志は伝わった。
暗くて長い。ほんとに長い。スカッともしない。
妻夫木くんもいいけど、やはりこの映画は松山ケンイチだ！
初めは妙に明るく、やがてうさんくさく、最後は潔くも気高くもない
ずるい裏切り者（これはネタばれかな？）。
ああ、わかるよその気持ち、なんてところはまったくない。
だからこそ、松ケンけっこうすごいかも。

そもそもこの人わりと好きなのです。
演技とまったく関係ないんだけど、結婚の記者会見のときに、
どんな指輪をあげましたか？とリポーターに聞かれた松山くん。
「キレイな指輪ですよ。○○さんによく似合う」と、お相手の名前を。
自分があげたものを謙遜する方が日本では一般的かもしれないけど、
好きな人に、しかも美しいと思ってる人にあげたんだから、わたしは
こういう男子が好ましいです。

ホント.....演技や才能と関係ないポイントですみません。
女子たちどうかな？



某月某日
この前書いた三浦海岸の日。
この日は景色よりも何よりも、じつは素晴らしいお料理と飲み物を
楽しむ日だったのでした。
シェフを担当してくださったAさんと、奥様でソムリエ担当のM子さん。
すべておまかせで、言われる通りの組み合わせでいただきました。
味覚のコラボレーションってこういうことね。
何から何までおいしかったです。ごちそうさまでした。

そしてAさんはブルースギターの名手でもありました。
曇り空の海に低く響く「プカプカ」素敵でした。
Aさんと二人でJames Taylor とCarole Kingになりきった
「You've Got A friend」ぜひまた。
楽器と料理の上手な男性....素敵ですね！






某月某日
仕事じゃないけど、心底真剣にやる長時間リハーサル。駒沢で。
人数いるから普段は死んでも使えない、サブルームつきの高級なスタジオ。


わたしはこの日のために、ジェイムス・パトリック・ペイジ氏とロバート・
アンソニー・プラント氏が1970年にウェールズのコテージで構想したと言われる
後世に残る壮大なロックの名曲をあらためてコピーしました。すごい詩だった....。
先は長い。がんばりましょう。


突然時間ができたのでミーティング早退して、ぜったい行けないはずだった
渋谷クラブクアトロ「うたの日コンサート」へ。
新しいことが始まる、友だち（山本隆太、小倉美保）の大切な瞬間に立ち会え
ました。
ファンクとニューオリンズブラスとジャズをチャンプルーしたハワイアン
（by隆ちゃん）はかっこよかった。
裏通りでもあり、日なたでもある音楽。
ここまでお疲れさまでした。
姿勢のよいスレンダーでスタイリッシュなダンサーMIHOが、立錐の余地もない
クアトロの幕開けに登場した時、マジで泣きそうになった。
これからも試行錯誤しながら、他にない世界作っていってください。
またいっぱい議論しよう(笑)

松千の千草さんの歌はすごかったです。
歌に選ばれた、というのはこういう方か。いつかたっぷり聞きたいです。

残念ながら前半ですぐ帰らなければならなかったけど行ってよかった。
勇気がでた♪