「お金の値打ち」 の改変始まる

東京外国為替市場　　２３日　　 (共同通信) - goo ニュース
「サブプライム」に端を発した世界的な金融危機は、為替相場の改変に発展している。つまり、お金の値打ちが見直されているのだ。
　高金利政策で、お金を膨らませた国々の貨幣の値打ちが下がっているのだ。日本はこの12年間ゼロ金利を続けたので、お金の値打ちはほとんど下がっていない。しかし、アメリカ・EUやたくさんの新興国はこぞって高金利政策をとってきた、そのツケがいま噴出したのだ。アメリカドルも70円台になるかも知れない。
　韓国のウォンはすでに60円台(1000ウォン)になっている。オーストラリアドルなども下がるだろう。
　今こそ先進国は、金融政策だけに固執しないで、『7時間労働制・週休2日』を打ち出して、労働制度改革の姿勢を示す時だろう。