西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

ジョージ・ハミルトン四世 ハンク・ウィリアムスを歌う

2010年07月31日 | ハンク・ウィリアムスを歌う
George Hamilton Ⅳ (2)
ヨーロッパ盤 Stetson Records HT-3124 Sing Me A Sad Song  A Tribute To Hank Williams (原盤は アメリカ Dot Records )

(1)House Of Gold (2)I Can't Help It (3)How Can You Refuse Him Now (4)I Could Never Be Ashamed Of You (5)Half As Much (6)( I Heard That ) Lonesome Whistle (7)Your Cheatin' Heart (8)I'm So Lonesome I Could Cry (9)Take These Chains From My Heart (10)Wedding Bells (11)Cold Cold Heart (12)You Win Again


このレコードは1960年代に日本盤も発売されたことがあるものです。 ”Abilien ”というヒット曲で有名なジョージ・ハミルトン四世(1937年~現在 ノースカロライナ州 出身) が歌う1958(昭和33)年発売の Hank Williams 集 まだジョージ20才そこそこの頃でしょうか・・・・・ジョージはアーネスト・タブに影響を受けたカントリー歌手と云われていますが、彼自身の歌い方はソフトでバックサウンドはモダンなものが多くて Folk Country とでもいった方がよさそうな人でした。 ガチガチのカントリーではない分 万人に受け入れられやすいためか日本盤レコードもけっこう出されていた (シングル盤を含めて) ように思います。 私はこのレコードを元に3曲削ったアメリカ Columbia 社の廉価盤 Harmony Records ( HS-11379 )が後年出されて それで初めて聴きました・・・・ジャケットも違っていました。
オリジナル盤のジャケットは意表を突く写真ですが なかなかいい雰囲気で好きなタイプのもの・・・・・裏に Natt Hale という人が解説を書いていますが後半だけを訳して載せておきます。

「 ジョージ・ハミルトン 四世がハンク・ウィリアムスの偉大な曲群の中からいくつかを集めて Tribute Album をレコーディングしたものです。ハンクと同様に ジョージ・ハミルトン四世もアメリカ深南部の出身で 長身でスリムであるところもハンクに似ています。細身の姿形はハンクの外見にそっくりですし、声も大衆の心の琴線に響くような一種の憂いをもっているように思われます。ジョージは長年にわたってハンク・ウィリアムスの作品を好んで 尊敬もしていました。ハンクの作品を個人的に歌ったり ジョージがハンクに感じている尊敬の念をすぐに汲み取ってくれるような気心の知れた友人達と歌ったりもしていました。ABC-Paramount レコード社の A & R (Artists & Repertoire) 部門のトップである Don Costa とこのアルバムの選曲について話し合った中で ジョージは曲についてと どのように表現したらよいかについて自ら信じているところを熱っぽく語ったのでした。 Don Costa のアレンジによって ジョージ・ハミルトン四世のやり方と Don 自身の音楽的な感性を組み合わせた結果 偉大な Hank Williams に捧げる最高のアルバムの一つになるに違いない-と確信できるものになったのでした。」・・・・・以上 解説。

サウンド的にはジャケット裏に Orchestra conducted by Nick Perito とあって ストリングスに男女混声コーラスを交えたモダンな作りなのでカントリー色は薄いのですが、数多ある ”Hank Williams を歌う ” アルバムの中ではジョージ・ハミルトン四世という歌手の個性(カラー)を出したものになったと云えるかと思います。 以前載せたグレン・キャンベルのハンク集に似ているもの-と思ってもらえばいいかなあ。

ところで、ハンクのオリジナルではたいして気に留めるほどではない-と感じていた曲が 他の歌手が歌うとそのサウンドの組み立て方とか歌い方とかで全く輝いて聞こえることがあります。そんな時、その曲がハンク自作のものであったりすると やはり Hank Williams てすごいなあ-と感じます。 このアルバムの中でも ( 私にとって ) そんな曲がありました・・・・・セイクレッド・ソングともいえる (3)”How Can You Refuse Him Now ”です。他の歌手でも比較的採り上げられることの少ない曲だと思います・・・・・こうした他からの刺激で Hank Williams 自身のものを改めて聴いてみたくなることがよくあります。
このレコードがCDになっているか詳細は判りません

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1 コメント

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はじめまして (夢でいいから)
2011-05-29 16:47:15
「西部劇のブログ」で検索していたら迷い込みました。
ジョージ・ハミルトンⅣ世なんてネットにある訳ないと思っていたところ、まるで昔の恋人に出逢えたように嬉しいです。
生家の建て直しでLPなどが行方不明になっていたからです。
曲名は失念しましたが「♪I′ve got a tender- hearted baby・・・♪」で始まる曲、大の贔屓であったと同時に、人前でバッチリ歌え歌い方の雰囲気が似ていると指摘されいい気になっていた頃がやたら懐かしいです(笑)。
ジャケットの写真はツイードの上着にチェックのネクタイ、あー、なくされたのか、残念です。

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