あ〜ぁ、おいらもとうとう化石人間になっちまったなぁ(6)
1枚のレコードから
私はアメリカのカウボーイ・ソングというのが好き。私の Cowboy Song へのこだわりの原点ともいえるレコードがこれです。小さい頃から父親にくっついていって見た西部劇の数々・・・もちろん訳がわからずにただドンドンパチパチが面白かっただけ。ちょっと大きくなってから主題歌などに興味を覚えるようになりました。西部劇とカントリー&ウェスタン音楽、直接は関係がありませんが色々と知ってくるとアメリカでは関係があった時代があります。
それは Singing Cowboy と呼ばれたスター達が数多くいた時代-ということです。遠い遠い昔です。映画の中で唄を歌うカウボーイの主人公、こんなのが沢山あったようなんですね。テックス・リッターもその一人でした。
テキサス生まれで生没年1903~1967年ですからもう大昔の人、日本ではゲイリー・クーパー主演の1953年製作の西部劇「 真昼の決闘 」の主題歌 ” High Noon ” を歌った人として知られる程度ですが、アメリカでは歌うカウボーイ・スターとして多くのB~C級西部劇に出演しています。
後年は有名なカントリー&ウェスタン歌手になった人なんですね。私は西部劇映画からアメリカ西部に関する本、カウボーイ・ソングなどに興味がわいて色々集めたりしてきましたが、Cowboy Song についてはこのレコードに大きなインパクトを受けて俄然拍車がかかったといってもいいくらいです。テックス・リッターという人は ” Red River Valley (赤い河の谷間)”、” Home On The Range(峠の我が家)”、” Lamp Lighting Time In The Valley(谷間に灯ともし頃)” といったアメリカ民謡、古謡といったものをたくさん録音して残してくれています。
こうした曲は~合唱団みたいなもので聴くことが多い誰れでも知っているような歌ですが、テックス・リッターのようなカントリー&ウェスタン歌手が歌うと雰囲気とか重みとかが違って聴こえます。そうした唄を歌ってくれるカントリー歌手ってそうはいないですよ。彼のレコードをきっかけにどんどん Cowboy Song のレコードにのめり込んでいきました。以下のジャケット群がその一部です・・・テックス・リッターは私のアイドル、きっとこれから先も元気でいる限りは終わりのない旅みたいに続けていくことでしょう(smile)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます