西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

チャビー・ワイズ ハンク・ウィリアムスを弾く

2009年11月01日 | ハンク・ウィリアムスを歌う
Chubby Wise 
米国盤 Stoneway Records STY-169 Chubby Wise Plays Hank Williams

(1)Lost Highway (2)Your Cheatin' Heart (3)Settin' The Woods On Fire (4)Hey Good Lookin' (5)May You Never Be Alone Like Me (6)I Saw The Light (7)My Sweet Love Ain't Around (8)Mind Your Own Business (9)On The Banks Of The Old Ponchartrain (10)Mansion On The Hill


毎月1日のハンク・ウィリアムス集の第11弾は往年のカントリー&ブルーグラスの名フィドラー( カントリースタイルのバイオリン奏者 )だったチャビー・ワイズの演奏集です。
Chubby Wise ( 1915~1996年 フロリダ州出身 )は初期の頃はブルーグラス音楽の父ビル・モンロー()のバンド The Bluegrass Boys や レスター・フラット&アール・スクラッグスの The Foggy Mountain Boys に属してスムーズできれいな音のフィドルを弾いて多くの初期ブルーグラス名曲を残したパイオニアの一人でした。 同時に1954~1970年にはハンク・スノウのバンド The Rainbow Ranch Boys のメンバーとしてカントリー界でも活躍した人でもありました 。 このレコードはチャビーがハンク・スノウのもとを去ってから1977年にテキサスにあるマイナーレーベル Stoneway Records 社から出された「 Hank Williams 演奏集」です。 ハンク・ウィリアムスの単調な曲がほとんどのせいか あまり凝った弾き方はせずにスムーズでオーソドックスな流れるような fiddle を弾いています。チャビーのフィドルの他はきれいなスティールギターとピアノ、生ギター に控えめなドラムという編成なので 言ってみれば典型的なホンキートンクスタイルですが、演奏だけなので何か仕事でもしながらバックグラウンドミュージックとして聴いた方がいい感じです。(6)I Saw The Light だけはバンジョーが入ってブルーグラスに近い音作りになっています。(9)On The Banks Of The Old Ponchartrain と(10)Mansion On The Hill が素晴らしくよくて演奏だけで聴くと違った趣きを発見・・・・・・でした。 チャビーとハンク・ウィリアムスの関係を述べた短い解説が載っているんですが仕事で疲労困憊、体調不良で訳が間に合わずで 後日追加の予定。   Stoneway Records 社が今もあるのか判りませんが現在きっとCDでもあるんだと思います

ジャケット裏に Stoneway Records 社のカタログが載っていて何とチャビーは同社から20枚近くのフィドルレコードアルバムを出しているみたいで驚きました・・・・・・テキサスというところは昔からいいマイナーレコード社が沢山あるようで ナッシュビルのメジャーレコード会社とは一味違う素晴らしいカントリーアルバムを過去に-そして今でも-出しているみたいです。

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