西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

懐かしのカントリー&ウェスタン ー219ー (ジム・リーヴス )

2012年09月17日 | 懐かしのカントリースター
 
Jim Reeves (2) and (3)
ヨーロッパ盤 NL-89052 Jim Reeves   Abott Recordings Volume 1
 

*(1)I'll Follow You *(2)Where Does A Broken Heart Go *(3)Drinking Tequila *(4)Mexican Joe *(5)Give Me One More Kiss *(6)Shall We Gather At The River (Mother Went A Walkin') (7)Hillbilly Waltz (8)Butterfly Love (9)It's Hard To Love Just One *(10)Penny Candy *(11)Gypsy Heart *(12)Red Eyed And Rowdy *(13)Beatin' On The Ding Dong *(14)The Wilder Your Heart Beats The Sweeter You Love *(15)Are You The One (16)El Rancho Del Rio (17)Bimbo


ヨーロッパ盤 NL-89311 Jim Reeves Abott Recordings Volume 2


(1)Let Me Remember(Things I Can't Forget) (2)How Many (3)A Woman's Love (4)Tahiti (5)Padre Of Old San Antone (6)My Rambling Heart (7)Echo Bonita (8)Each Beat Of My Heart (9)Then I'll Stop Loving Yo (10)Let Me Love You A Little (11)I Could Cry (12)Heart Breaking Baby (13)Wagon Load Of Love (14)You're The Sweetest Thing (15)What Were You Doing(Last Night) (16)Whispering Willow (17)I'll Always Love You (18)Spanish Violins (19)If You Love Me Don't Leave Me (20)I'll Tell The World I Love You


どうでしょう このレコードジャケット!!
若き日のジム・リーヴス( 1923~1964年 テキサス州出身 )の雄姿です・・・・・昔型ですがセンスのあるジャケットです、私なんかこれを見ただけで  ” 聴いてみたいなぁ~ ” となるんですが。 今は昔のカントリーミュージックではありますが カントリーの大スターだった故ジム・リーヴスの駆け出しの頃を知ることが出来る録音集なんですね。 はっきりとした発売レコード会社が判らなかったのでヨーロッパ盤としたのですが 恐らくEC加盟国の各国で独自に出されたのでしょうからこういう表現をしました。 
これ自体は1982(昭和57)年発売のドイツ盤と書いてあります・・・・・Abott レコードには全部で37曲の録音があるとのこと。1枚目のLPで*印の12曲が Abott Records 社から出されたLPレコードにあった曲で他に5曲を追加されていますし、残りは2枚目の曲群です。 現在はドイツの Bear Family レコード社から大部の Jim Reeves のCD-Box セットが出されているようなのでそこには含まれているんでしょうけれど 初期 Abott Records 時代だけに焦点をしぼった単発CDというのは無いのかも知れません(私は見たことがありません)。 なにしろ博多のタワーレコードのカントリーコーナーに行っても Jim Reeves のCDは置いていない状況なのです・・・・・これは東京に行っても似たようなことではないでしょうか・・・・・いくら往年の Country Music の大スターだったとしても もうジム・リーヴスがどうのこうのいう時代ではなくなっているんでしょう・・・・・でも僕自身は今でも聴きます

ジムの細君だった Mary Reeves さんが解説の始めを書いて、Country Music Round Up 誌の Don Ford という人が主文を書いているので訳して載せてみます(私なりの補足も入れました)、昔のままの文ですから多少は間違いもあるのかもしれませんがそのままにしています・・・・・

「 このアルバムのライナーノートは1954(昭和29)年に発売されたジムの最初で唯一のアボットレコード社でのLPからそのまま載せたものです。 このレコードが出て間もなくしてジムはRCAビクターレコード社と契約を結びましたので、このアルバムには全ての Abott Records 時代のオリジナル曲と追加曲が入れてあります。 曲の多くはいろんな時期にRCAや Pickwick のアルバムとして出されたことがありましたが、このコレクターズアイテムともいうべき特別盤は多くのジム・リーヴス ファンにとっては歓迎されることでしょう」・・・・・以上 Mary Reeves 。  (Abott Records での録音曲は後年RCAビクター社が買い取って同社から出せるようになった)      ・・・・・・・続き、

「 たいていの人はジム・リーヴスの成功は Abott レコードに録音した ” Mexican Joe ” によって瞬く間に成ったのだ-と云うかも知れません。しかし、実際は音楽業界で成功するにはほとんどの例で何年ものハードワーク、不安定な時代、大成功( ’big break ’と表現 )を夢見ての修行期間があるのです。 ジムは沢山のナシ(果物)と交換で初めてギターを手に入れて パイプラインキャンプの料理人(コック)から弾き方を習ったのでした。そのような時代と ” Mexican Joe ”がカントリー&ウェスタン界でNo.1ヒットに輝くに到った時代の間には それこそ聴いてくれる人があればアメリカ南西部地域のどんな小さなナイトクラブにでも出かけていってギターを弾きながら歌う-という経験をしているのです。

ジムはマイナーリーグでプロ野球選手としてプレーした時期もありますが、ケガをしてからは歌手に転向したのです。その後はテキサスの小さな放送局でラジオの仕事に就き、週末にはダンスホールで歌う-といった生活を続けたのでした。その頃に出会った Abott Records 社の Fabor Robison に稀有の才能を認められたのがきっかけでスターへの道を突き進んで行くことになったのです。

” Mexican Joe ” はジムの2枚目のレコードだったのですが、 Fabor Robison の友人であるアメリカ中のディスクジョッキー達の手助けのおかげで ” Mexican Joe ” はあっという間にカントリー部門のトップに躍り出たのです。この助けと人脈によって Abott での他の曲(” Bimbo ”が有名)もヒットするようになりCBS 系列のルイジアナヘイライド( Grand Ole Opry と並ぶ有名なカントリーミュージックショウ )との契約、ひいてはアメリカ中はおろか海外のアメリカ兵(GI)慰問のために行なったヨーロッパツアーを通じて世界的にも大成功を収めていったのでした。最近はテネシー州ナッシュヴィルの Grand Ole Opry 出演の花形スターにまでなっています。

ジム・リーヴスは1924(昭和13)年8月20日にテキサス州 Panola 郡に生まれました。背が高くて茶褐色の髪にブルーの目をしたテキサス大学出身のハンサムで屈託のないテキサンです。アボットレコードが提供するこのアルバムを楽しんでいただけると嬉しいですし、ジムの他のレコードとアボットレコード自体にも注目してください 」・・・・・以上解説より

 写真は Grand Ole Opry のステージで歌うジム・リーヴスで、Nashville's Grand Ole Opry という本の中から撮影して載せました。

この2枚のレコードの曲はスティールギター、フィドル(カントリースタイルのバイオリン)、ホンキートンクピアノ、エレキギターなどをバックに歌う昔スタイルのカントリーです。演奏は垢抜けなくても曲調がよかったり、なんといっても若々しく溌剌としたジムの美声が目立ちます。私は ” Hillbilly Waltz ” という曲が気に入りました。ぜひ単発のCD発売を望みたいですが、どこか出してくれる日本のレコード会社はないものでしょうか・・・・・Abott Records のLPは昔 日本盤は出されていました、ギターが立てかけてあるジャケットだったように記憶します。

ところで いまはジム・リーヴスの歌を自分から積極的に人に奨めることはなくなりましたが、色々な音楽(新旧の)に接することの出来る機会を絶やさないことをメディアには望みたいです・・・・・情報がなくて知る機会が無い、選択の余地が無い-ということが一番いけないと思う。  ジム・リーヴス  いいなぁ

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2 コメント

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クラッシクカントリー (KEIHAUSE)
2015-12-26 21:34:25
 私は今毎日毎日スキーターデイビスとジムリーブスをスマホYouTubeで聴いております、何故かスキーターデイビスが好きでたまりません!そしてますますその世界にのめり込みそうです、どちらも終わった世界なのですが私の心のなかでは火が着きこれから燃やして何かの形にしようと。私が生きている気がします。
クラッシックカントリー2 (ハンク秋山)
2015-12-29 20:37:04
KEIHAUSEさんこんにちわ・・・・私の以前の記事にコメントをいただいて有難うございました。KEIHAUSEさんの気持ちは私もよーくわかります、終わった世界といわずに気に入っているのであれば時代は関係なくてその人にとっては永遠の世界ではないでしょうか・・・私はそのように思って昔のカントリー歌手も聴いています。 Skeeter DavisもJim Reevesも今聴いてもすばらしいですもんね、たくさん聴けば聴くほどに良さが解ってくるというのは素晴らしいことだと考えます。Classic Countryにはそれなりの良さがあるので自信をもって聴きましょう・・・私もそうしています。亀レスになって申し訳ありませんでしたが今後ともよろしくお願いします

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