西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

捨てる前に読んどこ❸ さまざまな旅 逢坂 剛

2022年07月03日 | つれづれに

捨てる前に読んどこ❸

「さまざまな旅 わたしの好きな本・スペイン・西部劇」

逢坂 剛

 

私は作家 ( 作家に限らず色々な分野の人 ) が書くエッセイというのが好きでよく読む😁 その人が書く小説はひとつも読んだことがないのにエッセイだけは読んだ……ということも数知れず🤣 エッセイはその人がどんな考え方をしているのかな…とか…どんなことに興味を持っているのかな…とかを知ることができるのがよい。

逢坂 剛さんも同じで作品はひとつも読んだことがない……でも逢坂さんが西部劇大好き人間だいうのは知っている🤣 きっかけは映画の本で、色んな人たちがあげる映画ベスト10みたいな企画を見たことだった。この文庫本も古本屋さんで出逢ったもの・・・たくさんの題名がありそれぞれが5分くらいで読めるけれど、なるほどなあ・・・とか初めて知る事柄があって目からうろこということも多々ある。 

先日 ” 日曜日には鼠を殺せ ” という映画をDVDで見た・・・1936年のスペイン内乱に題材をとったハッピーエンドのないちょっと暗めの社会派映画。グレゴリー・ペックとアンソニー・クインが出てくる。その映画を見ていたせいか ” スペイン内乱 ” という語が頭にあったので映画とは関係ないけどこの本のイスパノフィロという項目のひとつ ” ブルネーテの思い出 ” という題名のところで1937年この町をめぐる戦闘でジャック白井という記録に残るただ一人の日本人義勇兵が戦死した…なんてことが出てきてびっくりした。 遠い昔の話だ、逢坂 剛さんのエッセイに出会わなから知らないままだったこと……好奇心と冒険心に溢れた日本人が思わぬところで出てくることに驚いた🤣🤣

それにしても作家という職業の人はホントに色々なところにアンテナを張っているんだなあと感心。

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