西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

2023(令和5) 年12月17日 西部劇”ラスト・シューティスト”を見た

2023年12月17日 | 西部劇映画

2023(令和5)年12月17日 西部劇”ラスト・シューティスト” を見た 

博多は朝からどんより曇りの雨だったり雪がチラチラしたりで底冷えのする超寒い日曜日だった。 今日はなぜか思いついたようにジョン・ウェインの雄姿に逢いたくなってこの映画をみた。今でも残念なのは公開時にリアルタイムで見に行かなかったこと・・・何らかの事情で行けなかったな。その後ビデオで1回、ビデオをDVDに録画しながら1回、そしてDVD発売になってから今回を含めて2回目の鑑賞だから計4回目。  

パンフレットを持っている・・・作家の深沢哲也さん()が最初に解説を書いているのを見ると・・・「ガンで死を宣告されたガンマン(J.B ブックス=ジョン・ウェイン主役)の7日間の人生がしみじみと描かれている。その7日間にこの孤独な男は何を考え、誰を愛し、どのように生きてどんなふうに死んだか。それが作品のテーマである・・・周囲の人々に善意をそそぎ、ビクトリア女王の崩御を伝える新聞記事を暗記するほど丹念に読みかえし、身のまわりをキチンと整理して、町のダニともいうべき三人のガンファイター()を倒して死に花を咲かせた老ガンマン。」……と。

時代は1901年のネバダ州カーソンシティ、腰痛で診てもらう医師がジェームズ・スチュアート、”リバティ・バランスを射った男”以来の共演かな? ブックスが身を寄せている下宿屋の主人で未亡人のロジャース婦人(ローレン・バコール)との心の交流、その息子ギローム(ロン・ハワード)とのふれあい、そして町のごろつきともいえる3人のならず者との酒場での対決で最後を迎えるブックス。 映画の中で無駄な音楽がほとんどないし、ジョン・ウエインの演技に涙。 ジョン・ウェインの手を見るとシミだらけの老人の手なんですよね…それだけでも涙

 

僕はこの作品を「ウィル・ペニー」「モンテ・ウォルシュ」「昼下がりの決斗」「グレイ・フォックス」とともに ” たそがれ男たち ” の西部劇と思って折りにつけ見ている・・・なぜか味わい深くて好きだ(smile)

 

コメント (2)
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