西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

鞍馬天狗

2021年11月02日 | 時代劇映画

鞍馬天狗 

 

鞍馬天狗……もう大概の人にとってはリアルタイムではないでしょう🤣私のような団塊の世代でも既にリアルタイムで見たという人は稀だと思う。鞍馬天狗は戦前から戦後まで沢山の俳優さんが演じたらしいのですが、なんといっても嵐寛寿郎が一番有名。

嵐寛寿郎の鞍馬天狗を映画館で見たとしたら団塊世代でも幼少期〜小学校低学年頃までだろうと思う。仕事での行き帰り新幹線の車中でこの文庫本「時代劇博物館」を読んでいたら知らない面白いことがいっぱいで雑学の楽しさに溢れている🤣 鞍馬天狗産みの親が大佛次郎(=おさらぎじろう、初めは野尻清彦)だとは知りませんでした。大佛次郎といえば未完に終わった「天皇の世紀」という大著があるんですが同じ人の作とはビックリ。 

なんでも、大正13年(1917)生計のためやむなく「鞍馬天狗」を書き始めたんだそうです。初めの作品の中には未だ結成もされていないはずの新撰組と鞍馬天狗が刃を交える場面なんてのもあったりして時代考証上あり得ない…など文壇の大御所・大佛次郎にしてデビュー作はこの程度の幼稚なものだった……というのが面白い……と書かれています😁 まあ大衆小説だから時代考証に目くじらたてていたら面白くない…ということもあるんでしょう 鞍馬天狗なら許せるってとこかな🤣

アメリカには西部劇があり 日本には時代劇(チャンバラ映画)がある この本を見ていたら時代劇映画が見たくなってきた🤣 肩がこらなくていいな。  

しばらくしたら10/19のところにもどす予定

 

 

コメント
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