西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

懐かしのカントリー&ウェスタン(ビル・モンロー5)

2021年09月17日 | 懐かしのカントリースター

懐かしのカントリー&ウェスタン (ビル・モンロー5)

 

米国盤 Harmony Records HL-7338 The Original Blue Grass Sound  

(1)Little Cabin Home On The Hill  (2)I Hear A Sweet Voice Callings  (3)Will You Be Loving Another Man  (4)When You Are Lonely  (5)Wicked Path Of Sin  (6)I'm Going Back To Old Kentucky  (7)It's Mighty Dark To Travel  (8)Travellin' This Lonesome Road  (9)Little Community Church  (10)Molly And Tenbrooks 

このレコード、私が若い頃にはとてもお目にかかるようなレコードではありませんでした。ブルーグラスミュージックの父 Bill Monroe の米コロンビアレコード時代の録音集で後世に残る有名曲が沢山収録されているものです。Columbia Records社の子会社Harmony Records 社からの発売で随分古いものです。 いつの頃かは忘れたけど中古レコード屋さんの雑多な中に混じっていて500円くらいで買ったもの。ジャケットもレコード盤も使い込まれていたけれど音はまあまあだったので嬉しかったものでした。 

既に日本盤のベスト集みたいなものが発売されてはいたもののやはりアメリカのオリジナル盤となると特別・・・という雰囲気がありました。ジャケット写真もさりげない田舎の風景で、カントリーやブルーグラスには似合いそうなもの。 

ビル・モンロー御大が率いる The Bluegrass Boys のメンバーに若き日のレスター・フラット、バンジョーのアール・スクラッグスの他にマック・ワイズマン等が在籍している時代のもの。Bluegrass Music 草創期の音とも言えて、音に緊迫感がみなぎっている感じがいい。Bill Monroe のマンドリン、L. Flatt のえも言われぬボーカル、Earl Scruggs の一分の隙もないバンジョーテクニック等々素晴らしい。 

ブルーグラスはこの時に完成されたんだなあ・・・と今更ながら実感できるレコードでした。モノラル録音なんだけどそんなこと何のそのハングリー精神の横溢したブルーグラスの原点には現代からでもうならされます。いい録音状態のものもCDなどであると思うけど わざわざレコードで聴く楽しさはまた別ね! 

裏ジャケットも解説なんかなくて他のレコードの宣伝だけで安上がり仕様(smile) 

久し振りに聴いてそれまで気にも留めていなかった(4)When You Are Lonely という曲に魅了されてしまった

しばらくしたら5/10に戻す予定

コメント
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