西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

つれづれに ( 健康が一番・・・・そしてハンク・スノウ )

2016年01月05日 | つれづれに
  
一年間元気でよかった・・・・と Hank Snow を聴く 
米国盤 Camden Records CAS-2348 Hank Snow / I Went To Your Wedding
(1)Singing The Blues (2)I Went To Your Wedding (3)Born To Lose (4)Loose Talk (5)These Tears Are Not For You (6)Poison Love (7)Wedding Bells (8)Call Of The Wild (9)Marriage And Divorce (10)Never No Mo' Blues 
米国盤 RCA Records LPM-1419 Hank Snow / Country & Western Jamboree 
(1)Wedding Bells (2)Loose Talk (3)I Almost Lost My Mind (4)Sing Me A Song Of The Islands (5)Memories Are Made Of This (6)These Tears Are Not For You (7)Singing The Blues (8)My Life With You (9)Poison Love (10)Among My Souvenirs (11)Born To Lose (12)It's Been So Long Darling
年が改まって初めて聴いたカントリーは大好きなハンク・スノウ・・・・私はこの人の歌を聴くと何だか元気が出ます。個人的にはこのハンクほど歌唱力のある人はなかなかいないとずっと感じていました。今日の2枚のレコードは Hank Snow スタイルの正調カントリーをたっぷりと感じることのできるものです。コーラスが入っていなくて、バック演奏はスチールギターにフィドル(カントリースタイルのバイオリン)、ハンク自身の生ギターもきかれますのでハンク・スノウの魅力を十分に堪能できるものになっています。

1枚目のレコードはアメリカの RCA ビクター傘下の Camden Records 廉価盤で、日本盤も発売されました・・・・選曲がなかなかよくて聴くほどに魅力倍増のお得盤。(1)Singing The Blues はマーティ・ロビンスの唄で有名ですがここでのハンク盤もいいですよ。(2)I Went To Your Wedding はスノウの重厚な歌で魅力十分なもの。(3)Born To Lose はカントリー名曲の一つと思っていますが、それはスノウが歌うこの曲を聴いてから初めてそんな風に思いましたよ・・・とにかく演奏、歌とも素晴らしい。(4)Loose Talk はフレディ・ハートの古い曲ですがアップテンポで調子が良い曲・・・歌の最中や合間に単音の生ギター演奏が入りますが私は何回も聴いてはギター練習してレコードに合わせて弾けるようになって一緒に弾きながら楽しんでいました。(5)These Tears Are Not For You もカントリーらしい旋律を持った佳曲でフィドルから入って淡々と歌っていくハンクの歌唱にウットリ、往年の女流カントリー歌手&作曲家 Jenny Lou Carson という人の曲。  
(6)Poison Love ( 往年のヒルビリー2人組 Johnny & Jack の唄で有名でハンクの唄もななかな良い )で始まるB面はどちらかといえば地味ですがじっくり聴くとやっぱりよい 。(7)Wedding Bells はハンク・ウィリアムズの唄で有名です・・・スノウがHank Williams の曲を歌っているものってなぜか案外少ないです・・・・。

2枚目のレコードは1枚目の廉価盤の音源のもとになったと思われるRCAレコードのレギュラー盤です。比較的若いころのハンクがジャケットに使われています。この時代はレコードでもモノラルだったりステレオだったりで2種類出されているといった今から考えると不思議な状態です。まあ姿形にしても昔のカントリー歌手はステージ衣装をしっかりときめて ずんだれた( だらしない恰好などを九州ではこんな表現をします-smile- )恰好でステージに上がるなんてことは間違ってもしない時代で・・・・それが聴衆に対する礼儀だった時代ですね。レッドネックカントリーあたりからでしょうか...こうした伝統が崩れたのは。未完につき続く

 
新しい年になって思ったこと・・・・自分は一歩時期を失していたらこの世にいなかったかも知れない・・・・・と ふと思った。4年前には幼友達のT君が自分と同じ大腸癌で亡くなったし、その後に自分がいざ同じ病気にかかって手術を受けて1年たってみると同じ病気で同じように手術を受けてこの差は一体何なんだろう-と思うことしばしばである。もちろん癌にも進行状態の程度(Stage分類)があって予後の差はあるけれど・・・・・運命みたいのものを強く感じる。 おなかが痛くて大腸検査を受けようと決めたのも ”兄ちゃんあぶないよ ” と亡くなった弟が背中を押してくれたからだと感じている。そんなことを思いながら昔 私が弟に聴かせていいなあと言ってくれたハンク・スノウのレコード(1枚目の写真で廉価盤です)を聴いたのでした・・・・・正に Hank Snow の全盛時代の唄声いっぱいのレコードで、私の気に入りの1枚です。2枚目のレコードは選曲の元になったと思われる原盤で古いもの。 
 
私は Hank Snow の大々ファンなのでドイツのベアファミリー社から出されたCD-Box セット集も全部買いました。 それでも普段聴くのはやはりLPレコードのことが多いです・・・何故かしらレコードには愛着があります、音質がどうのこうのではなくてレコードそのものが好きなんですね。 ハンク・スノウ・・・・いいな
コメント
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