西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

つれづれに(カントリー・ジェントルメン フォークソングを歌う)

2015年03月22日 | ブルーグラス音楽
   
カントリー・ジェントルメン フォークソング集 
日本盤 キングレコード SLH-52 FOLK HITS  Bluegrass Style / The Country Gentlemen Sings & Play Folk Songs
(1)Blowing In The Wind(風に吹かれて) (2)Five Hundred Miles(500マイル) (3)This Land Is Your Land (4)Home Sweet Home (埴生の宿)(5)Long Journey Home (6)Take This Hammer (7)Oh Susanna (おおスザンナ)(8)Camptown Races(草競馬) (9)Red River Valley (10)Free Little Bird (11)My Old Kentucky Home(懐かしきケンタッキーの我が家) (12)Rose Connelly (13)Goodbye Katie (14)Auld Lang Syne(蛍の光) 

平成27年3月21日(土)は ”春分の日 ”でお彼岸。 鹿児島ではなくて福岡の地に新しくお墓を作ったので父母と弟が眠っている墓参りに・・・・・と思ったけれど23日(月)に休みをもらったのでその日に行くことにして 朝方 弟が残したブルーグラスのレコードを数枚聴いた。 弟は大のブルーグラス好きだったので 私からいわせるとコレクションもかなりコアなものが多く、筋金入りの・・・・という感じがする。 東京に住んでいたから都会に住んでいないと手に入らないようなレコードも数多くある。 今日のレコード(1枚目の写真)は往年のニューグラス ”The Country Gentlemen ” の珍しいレコード、ジャケット解説を見てみると何でも日本のファン向けに作られたフォークソング集だとか書いてある(1966=昭和41年発売で解説は高山宏之さん)、中古レコードで買ったもののようだ。曲名を見るとなるほどなと思う、みんながよく知っているようなフォークソングやアメリカ民謡が並んでいるのです。 

(1)”風に吹かれて”はボブ・ディランやPPM、ジョーン・バエズで聴いていたけど Country Gentlemen は初めて聴いた・・・・不思議な感じ。 
(2)”500マイル ”もやはりブラザーズ・フォーやPPMだったのでここでも不思議な感じで聴いた。 
(3)This Land Is Your Land は典型的なブルーグラススタイル、コーラスがなかなかいい 
(4)”埴生の宿”は演奏だけだけれどフラット&スクラッグス、レノ&スマイリーの演奏にもまったくひけをとらないバンジョー 
(5)Long Jouney Home、(6)Take This Hammer はともに アップテンポで典型的なジェントルメンスタイル。バンジョーとフラットマンドリンが大活躍 
(7)スティーブン・フォスターの名曲 ”おおスザンナ ”、ここではアップテンポに演奏だけでやっていますが、誰れでもおなじみの曲なので歌が入っていたほうが映えたかも知れない。解説によると彼のごく初期の作品で、バンジョー弾きの男が郷里のアラバマを出て恋人スザンナを探しながらルイジアナへ行く途中のやるせない恋心を歌ったもの・・・・とのこと 
(8)”草競馬”もフォスターの曲。これも演奏だけ、アップテンポでバンジョーとフラットマンドリンのバトルスタイルみたい。往年のカントリー歌手ではレッド・ソヴァインの味わい深い歌で聴いたことがあります  
(9)”赤い河の谷間 ”は有名なカウボーイソング。カントリージェントルメンが歌っているとは知りませんでした、彼らにしてはコーラスでゆったりと歌っています
(10)Free Little Bird は一転してやかましいジェントルメンスタイル
(11)”懐かしきケンタッキーの我が家 ”はフォスターの曲で、 ”埴生の宿 ” と似たような曲でブルーグラススタイルで演ると映える曲ですね。歌が入っているとよかったのにと思います。 
(12)Rose Connelly、(13)Goodbye Katie とジェントルメンスタイルの典型的なやかまし気味のブルーグラス 
(14)”蛍の光 ” このように有名な曲はどのグループがやっても映えますね、ここでも演奏だけです。 私達の卒業式の頃は ”仰げば尊し ”を歌って ”蛍の光 ” を歌ったものですけど今はどんな曲を歌ったりするのかなあ 

というわけで久しぶりの The Country Gentlemen 。たまにポツンと聴くといいなあ、元気が出る感じがして。リーダーだったチャーリー・ウォーラーが熊本の南阿蘇カントリーゴールドに来た時にLPレコードを持っていってサインしてもらった思い出が懐かしくよみがえってきました(写真2はその時のレコード、ギターを弾いているのがチャーリー・ウォーラー)。WANTED に載りそうなこわもての顔なんですけどLPをまじまじと見て喜んでくれました(もうCDの時代だったから)。 
1枚目のレコードなんかCDになってくれたらいいのになあと思います。  

コメント (4)
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