西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

小紀行 (故郷のお城 舞鶴城 [ 国分新城] )

2010年08月14日 | 歴史はロマン…九州の歴史を中心に
故郷のお城 舞鶴城 (国分新城)
お盆休みの8月13日(金)朝からレンタカーを借りて田舎(霧島市)に墓参りに行く・・・・博多に帰る前に母方の町(隼人)と父方の町(国分)の墓参りがここ数年のならいになった。父母、祖父母、元気だった叔父や叔母、早くに亡くなった従兄弟たちが眠っている。とても暑い日で 汗だくになって花をかえたり線香をあげたり・・・・お盆初日のせいか他のお参りの人はまだぽつぽつ。車なので同時に地元の旧跡を見て回った・・・・3~4才の頃に遊び回った国分の舞鶴城は石垣は変わらないのに城前を流れる小川や道路は整備されてきれいになっていた。沢山あった武家門の屋敷は今風の住宅やアパートに変身して小さな城下町としての風情は少なくなっている。自分が生まれた屋敷は人手に渡り 更地になって宅地販売の旗が立っていた・・・・・何だかとても淋しい気持ちだ。
この城は1604(慶長9)年に島津義久が築いたもの。九州制覇の夢が豊臣秀吉の九州征伐であっけなく潰え去り 降伏。許された後 恭順の意をあらわすために隠居して1611(慶長16)年に亡くなるまでの最晩年を過ごしたところ・・・・小ぶりだけど威厳のある城。
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お気に入りCD 6 Jimmie Rodgers

2010年08月14日 | ジミー・ロジャースを歌う
Jimmie Rodgers (6)
ヨーロッパ盤 PLSCD-650 Jimmie Rodgers  Country & Folk Roots 

(1)Whippin' That Old TB (2)Gambling Polka Dot Blues (3)I'm Free ( From The Chain Gang Now ) (4)Rock All Our Babies To Sleep (5)My Time Ain't Long (6)Mississippi Delta Blues (7)Somewhere Down Below The Mason Dixon Line (8)Years Ago (9)Old Pal Of My Heart (10)The Yodelling Ranger (11)Dreamin' With Tears In My Eyes (12)The Cowhand's Last Ride (13)Sweet Mama Hurry Home (14)Prairie Lullaby (15)In The Hills Of Tennessee (16)I've Only Loved Three Women (17)Mother, The Queen Of My Heart (18)Ninety-Nine Years Blues (19)Roll Along, Kentucky Moon (20)Old Love Letters

続き・・・・・・・
「1933(昭和8)年には映画や演奏ツアー出演の話をキャンセルしなければならないほどジミーの健康は悪化していました。レコードの人気の方は相変わらずでしたが、大恐慌()の影響は 熱心なジミーのファンにとって新しい新譜レコードを買う余裕すら困難な状況にしたのでした・・・それは即ジミーの経済的状況も悪化することを意味したのです。 経済的に豊かになって数年間のハイレベルの生活を送ってきたことでその生活を維持する必要があったのです。1933(昭和8)5月にジミーはビクターレコード社に更なるレコーディングをするためにニューヨークに赴きます、身体がとても弱っていたのでレコーディングの間スタジオ内に簡易寝台を置いて休養しなければなりませんでしたし、そのため12曲録音するのに2週間もかかるといった具合で、これが Jimmie Rodgers の最後のレコーディングになったのでした。

1933(昭和8)年5月26日レコーディングを終えると、ジミーの肺機能は停止し、ニューヨークの Taft Hotel で亡くなりました。早すぎる死でしたが、ジミーはカントリーミュージックの世界に多大な影響を残しました。ジミーの全盛期にはレコード各社が似たような歌手を見つけ出そうとしましたが・・・・・その結果として 明らかにジミー・ロジャースのスタイルに影響を受けた Ernest Tubb や Hank Snow、 Gene Autry、 Jimmie Davis といった新人達の出現につながったのでした。 Lefty Frizzell から Merle Haggard に到るジミー・ロジャースファンとしての新しい世代にはジミーの歌を歌ったアルバムを出したり、歌手としてもそうですがその歌にもジミー・ロジャースを彷彿させるような影響が見られます。1950年代にロカビリー歌手だった Jerry Lee Lewis でさえジミー・ロジャースが好きだ・・・と述べているくらいで その他数え切れないくらいの歌手がアルバムにジミーの歌を採り上げたりしています。

1961(昭和36)年に Country Music Hall Of Fame ()に選出されたのは誰もが認めることでした。しかし1986(昭和61)年にはロック界にも影響を及ぼした-ということで ” Forefather Of Rock'n' Roll ”として Rock'n' Roll Hall Of Fame にも選ばれています。
1985(昭和60)年には彼の ” Blue Yodel ( T For Texas )”が the Grammy Hall Of Fame に選出されました。
Collectables Records 社がロジャースのベスト作品の幾つかを出すことが出来るのは誇りです・・・この作品群を聴いて頂ければ いかにジミー・ロジャースが才能豊かだったかが理解できると思います。」・・・・・・・・以上解説。

ここに載せた写真はタワーレコードに620円で売っていた廉価盤CD ( Country & Folk Roots というシリーズになっているようで 他にウッディ・ガスリー、カーター・ファミリー、ハンク・ウィリアムスなどが並んでいました)・・・・これもオリジナル音源なので古色蒼然としています、全曲いっぺんに聴くのは途中でだれてしまいそうです。でも曲調がよくて たまに1~2曲ポツンと聴くとなかなかよいもので この中では(3)I'm Free ( From The Chain Gang Now ) という囚人の歌の弾き語り曲が秀逸・・・・ジミーの曲を歌った他の歌手でもあまり聴かれないように思います。 「 懐かしのカントリー&ウェスタン 」 では監獄経験のあるカントリー歌手 Lefty Frizzell や Johnny Cash 、Merle Haggard なんかが歌っていると真実味があるんでしょうけど・・・・・smile
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