患者さまからいただいた感謝のことば(臨床検査技師)

臨床検査技師として理学療法士の先生方と業務する中で、患者さまと会話しています。そんな患者さまのつぶやきを話します。

あんまり血圧さがると…

2014-09-13 05:18:03 | 病気
おはようございます。
との菌です。(*^_^*)

臨床検査技師として業務する毎日…

今日は1F生理検査をしていました

検査名は【ABI】
足関節上腕血圧比というもの…

【しばらく歩いたりすると…足しびれたりだるくなったりしませんか?】 【ああ…100メートル歩けんわ】
【えっ?100メートル】 【100メートルくらい歩いたら休憩しないと足だるくて…】
【まじですか…】
(しばらく話を聞きながら)
【肘や足首に血圧計巻きますね】
【足の締め付けきついですよ…】
【どちらの足に症状あるんですか】
【えっと…右や】
(血圧計巻き終わる)
【さあ、体の力抜いてくださいね】
【…】
(顔の表情はこれからの痛みに耐えるかのようだった)
(血圧の測定が始まり圧があがっていく…)
【あっ、痛い痛い痛い】 (顔がゆがむ…)
【あっ、力入ってると綺麗な波形記録できないです】
(さらに圧は30くらいあがっていく)

腕の血圧
140~/60~
足首の血圧
右…90/62
左…121/64

左もあまり良好とは言えない波形…
右はさらに悪い…

普通は
腕<足首であり 足の血圧の方が高い

動脈硬化すすみ 悪化すると 足首の血圧はずいぶんと下がってくる

人は動いてなんぼ…の生き物やから 足は本当に大切やと思います

足が衰えると 内臓機能も衰える そして 食欲もさがり 痩せの原因、エネルギーの低下、脳機能低下へとつながる


人の体はとことんまで悪くなると治りづらい…

そんなに悪くないうちに治療をすすめないと効果も少ないだろう

そんなことが頭を過る今日この頃です