『2つ目の窓』『あん』『光』に続いての河瀬作品鑑賞。先日実物を拝んだ永瀬正敏を、今回も起用。監督好みなんだね。
フランスの女優 ジュリエット・ビノシュと永瀬の絡みありで、保護者同伴のR12指定である。ビノシュ、50も半ばであろうが年齢不詳である。昨夜はネット配信で
『イングリッシュ・ペイシェント』を観たが、1996年のビノシュと変化がない。
若いうちに顔相が出来上がったということか。
作品は、観念的なのか現実か、スレスレのところを行き来している感じだ。つまり僕には理解できない部分があった。具象を追及してきた画家が、試しに抽象に踏み込んだ印象だ。森山未來に踊らせたいがために、無理やりくっ付けたシーンもあり(あくまで僕の印象です)。
現実離れの作品は僕には向かない、ことを認識した。