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兎にも角にも

kanseisha-weblog

管直人 これで終わった

2011-04-30 23:34:21 | Weblog
自ら選んで依頼した学者に、無責任だと指弾された管直人。
無責任の理由が致命的だった。
「福島の子供達の被爆線量を子供達の危険を省みず、
年間20ミリシーベルトに決定した。
これでは、専門の学者として責任が持てない。」
というものだ。
校庭の線量の計測も、低そうなところを選んで行い、
休校とか、一時移転とかをせずに、
そのまま開校できるようにデータを操作していたらしい。
ということまでがポロポロと出てくる。
偉い学者が命がけで警告しているのだから、
20ミリシーベルトは危険であるに違いない。
親達は必ず直感する。
これで、全ての親達が管直人を許せなくなってしまった。
特に変化を好まない女性を敵に回す事になる影響は大きい。
これまで、「首相をコロコロ変えるのはいかがなものか。」
というマスコミの単純な誘導で折伏できていた女性達が、
「管直人だけは何があっても絶対に許せない。」
という頑迷な存在に変わるのだ。

終わったな管直人。
それにしても長かった。

まさか、引導を渡すことになった小佐古先生が、
このことに関して確信犯だったとは思えないが、
政治家達は早くこのネガティブキャンペーンの威力に気付くべきだった。
何人もが束になってかかっても取れなかった首が、
たった一人の辞任で取れる事があるのだ。
これで、ようやく次のステージが始まる。

おーい姉歯事件

2011-04-29 23:18:12 | Weblog
東日本大震災にからんでよく聞かれる。
自分の家は大丈夫なのか?
大丈夫ですよ。津波で流れた家だって、
流れるまでは無事だったでしょ。
と言うとみんな気がつくのだ。
地震じゃない。津波だったのだ。

大半の建物が無事だったのに、
原発だけは津波の前に、電源を喪失していたらしい。
実は、色々壊れていたらしい。
津波のおかげでそれが露呈しないで済んだので、
損害賠償を国に面倒見てもらえる。
面倒見てもらいやすくするために、
マグニチュードの計算をやり直して9.0にまでした。
解りやすくはなった。想定外。
しかし、原発という兵器が、この程度の脆弱さであったとは。
福島だけの特殊解ではない。
その後の余震でさえ、女川も東通も電源を喪失して、
危機一髪の事態に落ち込んだ。

それにしても、姉歯のマンションは丈夫である。
基準の1/2しか強度がないので、震度5強で倒壊すると
国土交通省が警告していたはずである。
きっと壊れていないんだろうな。
何にも聞こえてこない。
おーい、姉歯はどうしたらいい?