観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

カンムリカイツブリが減りました。

2021-03-24 22:08:36 | 春の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間 時36分 潮位131cm

今日の満潮時間14時39分 潮位165cm

 

今日も快晴で、とても暖かでした。

稲永公園の桜も咲き進んでいます。

 

午前中、野鳥観察館の目の前でカンムリカイツブリとカワウ、さらにはユリカモメが集まり、狩りをしている様子を観察できました。

カンムリカイツブリとカワウが潜って魚を追っていく後を、水面に逃げてくる魚を狙ってユリカモメがついていっているようでした。

ユリカモメは潜れませんが、水面にくちばしから飛び込んで魚を捕まえていたようです。

カンムリカイツブリはほとんどの個体が立派な冠羽をはやしていました。

今冬、最大約3,500羽の飛来数を記録し、先週の20日頃までは約1,000羽が確認できていたカンムリカイツブリですが、今週になって急に数を減らしました。

冬の間、あんなに水面を埋め尽くしていたカンムリカイツブリが見られなくなりました。

またズグロカモメも急に減っています。

繁殖地を目指して渡っていったのでしょう。

3月も下旬。そろそろ春の渡りの一番手であるオオソリハシシギ、またはホウロクシギが飛来しても良い時期です。

今年の春の渡りは、シギ・チドリがたくさん見られると良いです。

 

【野鳥観察館のイベント等のご案内】

募集中!「愛鳥週間写真展2021」の展示作品(4月18日締め切り)※詳細はこちら(PDF)をご覧ください。

 

 

☆3月27日(土)「藤前干潟の渡り鳥調査隊」@名古屋市野鳥観察館詳細はこちら(PDF)

 

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ304、カワウ15、ダイサギ2、コサギ20、アオサギ10、マガモ17、カルガモ19、コガモ30、ヒドリガモ6、オナガガモ3、スズガモ427、ミサゴ3、ハマシギ774、イソシギ1、ダイシャクシギ1、ユリカモメ117、セグロカモメ14、オオセグロカモメ1、カモメ29、ズグロカモメ2

 

明日の干潮時間10時15分 潮位111cm

明日の満潮時間15時44分 潮位187cm

コメント
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