藤前干潟
今日の干潮時間 5時18分 潮位 95cm
今日の満潮時間12時43分 潮位187cm
風はあまりなく、天気も良く、野鳥観察館のすぐ近くでは芝生に座って昼食を楽しむ人もいて穏やかな一日となりました。
野鳥観察館の周辺では小鳥たちをよく観察できました。
アキグミの赤い実などを食べに来ていたカワラヒワ↓。「キリリ、コロロ」と可愛い声が響きます。
今年もやってきたアオジ↓。地面で何かを探していました。
ウグイスの姿も↓。
そして、モズ↓。
ヨシ原では冬鳥であるオオジュリンの群れやベニマシコも観察できたそうです。
今日も潮が悪く、ちょうどお昼頃が満潮でした。
しかし、カンムリカイツブリやカモを間近で観察できました。
このカンムリカイツブリはセイゴと思われる魚を捕えましたが、飲み込むのに四苦八苦していました。
お休み中のオナガガモの群れ。野鳥観察館の目の前を下流へとゆっくり群れごと流れていきました。
近くの護岸では、ヒドリガモの群れが餌を探していました↓。
また、今日はハヤブサが飛んでいるのを頻繁に観察できました。
獲物をつかんで飛んでいる様子も↓。
また、藤前干潟の後背地ではチョウゲンボウも観察できたそうです。
(※今日の野鳥の写真のほとんどは地元のHさんから提供いただきました。)
今日も潮が悪く、昼間はあまり干潟が出ていなかったので、早朝と夕方にシギ・チドリが多数飛来していたようです。
15時頃には600羽程度のハマシギが確認できましたが、閉館直後に干潟を見ると1,000羽を超えるハマシギが飛来していました。
今日観察できたシギ・チドリは、シロチドリ27、ダイゼン47、ハマシギ1,056、イソシギ2 でした。
この他、カモメの仲間はユリカモメ1、セグロカモメ4、ウミネコ10、ズグロカモメ8がカウントできました。
また、今日は野跡コミュニティセンターで行われている「野跡ふれあいサロン」へ行ってきました。
(「野跡ふれあいサロン」は、地域住民のボランティアの方が、地域の住民の方の健康づくりや生きがいづくりを目的として、毎週金曜日の午後に行っているサロンで、多くの地域の方が集まる場となっています。)
今回もお隣の稲永ビジターセンターのスタッフとともに伺い、もうすぐクリスマスとお正月を迎えるので「オーガニックコットンと松ぼっくりのクリスマス&お正月の簡単アレンジメント」の講座を実施してきました。
まずは、綿(コットン)という植物についてのクイズを行いました。
続いて最近、ハンドメイドの材料として人気というコットンフラワー(綿花)↓を見てもらいました。今日の講座のメインテーマはコットンについて知ってもらうことでした。参加者の中には、昔、綿から糸を紡いだことがあるという方もみえました。
クイズの後は、このコットンフラワーから綿の部分をとり、中にある種を出して、綿をほぐしてもらいました。
その後、折り紙で箱を折り、稲永公園で拾ってきてあった松ぼっくりなどをほぐした綿と一緒に入れて、クリスマス&お正月の飾りとしました。最後には、綿の部分にアロマオイルを1滴。癒し効果も得られる飾りとなりました。
(松ぼっくりには、あらかじめ白色で色付けをしておきました。)
今回のアレンジメントはとても好評で、参加者のみなさんに喜んでいただけました。
参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
【今週末の藤前干潟に関連するイベント等】
☆11月18日(日)藤前フォーラム2018「いま振り返る藤前干潟保全の歴史 第3回~環境アセスメントの果たした役割~」@稲永ビジターセンター(主催:NPO法人藤前干潟を守る会)
☆11月18日(日)あおなみウォーク2018秋「秋風薫る荒子川公園とあおなみ線車庫を巡り、リニア・鉄道館へ」(主催:名古屋臨海高速鉄道株式会社、あおなみ線沿線活性化協議会)→詳細はこちら(PDF)
【コース(約9㎞)】荒子川公園駅 → 荒子川公園 → 潮凪車庫( 鉄道イベント会場) →稲永ビジターセンター → リニア・鉄道館(ゴール)
明日の干潮時間 6時50分 潮位100cm
明日の満潮時間14時01分 潮位192cm
【12月18日(火)臨時休館のお知らせ】
現在、稲永公園では電気設備の更新工事が行われています。
この工事に関連して、名古屋市野鳥観察館は【12月17日(月)~19日(第三水曜日)】が終日停電となることから、この3日間は連続して休館させていただきます。
【12月18日(火)】は臨時休館となり、ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。