観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

涼しい早朝をお勧めします。

2015-08-22 09:44:31 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間   3時55分 潮位 98cm
            16時01分 潮位129cm

今日の満潮時間  10時25分 潮位195cm

干潮時間が明け方前と夕方、
午後は干潟が出始めだす13時頃には暑さと逆光で辛そうなので、何時もの早朝出勤です。AM6時過ぎは左岸の干潟は小さくなり、鳥の姿はまばらでしたが、導流堤の干潟が無くなってきた頃にシギ・チドリの群れが飛来してきました。

※今日の早朝は曇りで無風、藤前干潟は全体に霞んでいたので、期待通り何時もと同じ色の無い写真です。

干潟には、ウミネコとカルガモ、数羽のソリハシシギ・アオアシシギしか居なかった干潟にシギの鳴き声が聞こえて来ると、ソシギの大きな群れが降りてきました。写真ではソリハシシギ・キアシシギそして4羽のメダイチドリが写っています。

他のシギは水際。メダイチドリは他のシギとは違い、干上がって乾いた干潟に移動してきました。春に見た赤い夏羽から冬羽に換羽が始まっていて赤がくすんできましたね。

ダイゼンと一緒に飛来したのはオバシギです。冬羽に似ていますが幼羽のようです。

左岸の干潟が無くなると、護岸下までアオアシシギが寄ってきました。それに釣られてソリハシシギとメダイチドリも寄ってきました。

葦原の干潟も無くなったようで、10羽程のチュウシャクシギが葦原から飛び立ち導流堤に向かって飛んでいきました。真ん中のチュウシャクシギはカニを銜えたままです。

明日も干潮時間が微妙な時間ですが、早朝の潮が満ちてくる時間帯も結構楽しむことができます。

早起きの方は、潮の満ち始める明け方からam9時頃までがお勧めです。
逆光と陽炎にも負けない方は、少しずつ干潟が現れ始めるpm13時頃からをお勧めします。

 今日観察できた主な野鳥 カワウ208、ササゴイ2、ダイサギ16、カラシラサギ2、コサギ3、アオサギ18、マガモ130、カルガモ130、ホシハジロ15、キンクロハジロ2、スズガモ21、ミサゴ10、ハヤブサ、トビ1、メダイチドリ5、ダイゼン34、ケリ18、オバシギ1、アオアシシギ31、キアシシギ5、イソシギ3、ソリハシシギ102、オオソリハシシギ1、ホウロクシギ3、チュウシャクシギ12、ウミネコ106

 明日の干潮時間  4時58分 潮位103cm
           17時12分 潮位145cm

今日の満潮時間 11時43分 潮位186cm

 

 

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