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黄帝内経素問 腹中論篇 第四十 第三節 訳

2014-07-18 07:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 腹中論篇 第四十

第三節

 帝曰。病有。少腹盛、上下左右皆有根。此爲何病。可治不。

 岐伯曰。病名曰伏梁。

 帝曰。伏梁何因而得之。

 岐伯曰。裹大膿血、居腸胃之外。不可治。治之、毎切按之、致死。

 帝曰。何以然。

 岐伯曰。此下則因陰、必下膿血、上則迫胃脘。生(1)鬲、俠胃脘内癰。此久病也。難治。居臍上爲逆、居臍下爲從。勿動。亟奪。論在刺法中。

 (1) 生 王冰は当に出と為すべし、伝文の誤なりと言う。今、これに従う。

 

黄帝が申されました

下腹が盛り上がり、上下左右に根がある病がある、これは何という病であろうか、治療は可能か不可能であろうか。

岐伯が申し上げました

病名は伏梁と申します。

黄帝が申されました

伏梁とやらはどのような原因によって発病するのであろうか。

 岐伯が申し上げました

 大量の膿血を裹んだようになって腸胃の外側にあり、治療は不可能でございます。之を治療しようとして、おさえたりもんだりしてしまいますと、死に至るようになります。

 黄帝が申されました

 どうしてそうなるのであろうか。

 岐伯が申し上げました

 

此下則因陰、必下膿血、上則迫胃脘。生(1)鬲、俠胃脘内癰。

 これは下行し少腹から前後陰に下がり、前後陰から必ず膿血を下すようになり、上行すると胃脘に迫り、横隔膜に出て胃脘との間で癰腫が出来るようになります。これは慢性病でありまして治療はし難いものでございます。

 

(鍼灸医学体系通解)

この膿血を裹んだものがだんだん下にさがって参りますと、下陰から必ず膿血を下すようになり、もし上りますと胃脘にひっついて鬲よりはみ出し胃脘を圧迫して胃の中に癰を作るようになります。

東洋学術出版社素問【現代語訳】

この病が下に向えば、下腹部から二陰、つまり肛門や外生殖器に及び、必ず膿血が下ります。上に向えば胃脘部に迫って、横隔膜と胃脘部の間に膿瘍を形成します。

 

これが臍の上にあるときは逆ともうしまして病気となります、

 

居臍上爲逆

(鍼灸医学体系通解)

これが臍の上にあるときは危険でありますが、

東洋学術出版社素問【現代語訳】

これがもし臍の上にできた場合には更に危険です。

 

臍の下でしたら從ともうしまして、正常となります。

 

居臍下爲從

(鍼灸医学体系通解)

臍の下でしたら多少の望みもあるというわけです。

東洋学術出版社素問【現代語訳】

臍の下にできた場合にはいくらかよいのですが、

 

勿動。亟奪。論在刺法中。

(鍼灸医学体系通解)

これが治療にあたっては、之を上下に動かすような治療法は避けねばなりません。そして亟かに之を奪することを計るべきであります。その方法につきましては刺法中にあります」と。

 

勿動亟奪。論在刺法中。

東洋学術出版社素問【現代語訳】

決して性急に按摩したりして真気を奪うようなことをしてはなりません。この種の病に対する詳しい討論は『刺法』中にあります。

 

訳無し。

 

鍼灸医学体系、東洋学術出版社素問。

 

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