老舗うなぎ店全焼、長年たまった脂があだに (読売新聞) - goo ニュース
水戸市のうなぎ店が先月、営業中に全焼する火事があり、原因は「脂がのったウナギ」だったことが、水戸市消防本部の調べで分かった。
全焼したのは、水戸市の繁華街にある「ぬりや泉町店」。３月２６日午後１時半ごろ出火し、木造２階建て店舗約２００平方メートルを焼いた。消防本部の調べによると、火元は、くしに刺したウナギを回転させながらガスで焼く「自動魚焼き機」（高さ１６５センチ、幅７０センチ、奥行き６０センチ）。魚焼き機の火であぶられていたウナギの脂に火がつき、周辺にこびりついていた脂に燃え移り、換気扇のダクトを通じてさらに一気に燃え広がった。
同店は静岡から「最良質」のウナギを仕入れており、約４０年続く人気店。昼食時とあって、火が出た時は約６０人の客で満席状態だったが、店員の誘導でけが人はいなかった。
火事のニュースを見て腹が減ってくるというのは、普通なかなかないことだが、しかし、正直読んでいて腹が減ってくるニュースである。
何しろ「最良質」のウナギである。地元水戸でも一目おかれる老舗だそうである。水戸出身の芸能人が「ウチくる！？」に出演した折には、必ず中山秀征と飯島愛を連れて立ち寄る名店である（多分）。鰻重を一口頬張った中山秀征が、一瞬目を閉じてからおもむろに「・・・うまいねえ」とお約束コメントを発する名店である（多分）。水戸出身の芸能人って誰だ。本田博太郎とかか。
飯島「つーか北京原人もウナギ食べるんですか」
本田「ウパー・・・っていい加減にしろよ！（←慣れないノリ突っ込みで）」
みたいにユルいトークも弾みそうな、多分そんな名店である。
そんな戯言はともかくとして、ふと思ったのは「静岡から『最良質』のウナギを仕入れており」って、この火事の最中に、誰がどういう話の流れで新聞記者にそんなこと話すのかという点。火災直後のあんな記事
水戸のうなぎ店「ぬりや泉町店」で火災【朝日新聞より】
現場は国道５０号沿い。消火活動で交通規制がしかれ、渋滞と見物人で一時騒然となった。近くの商店の女性（６７）は「真っ黒な煙で何も見えなくなった。けが人がなくてよかった」と話した。
や、こんな記事
火災：老舗うなぎ店「ぬりや泉町店」が全焼 水戸の繁華街、一時騒然 ／茨城【毎日新聞より】
隣接するクリニック院長の岩間誠さん（５７）は「駆けつけると、ボンボンと音がして、裏の調理場付近から煙が上がっていた。休診のため患者がいなくてよかった」と話していた。
の目撃者談でもわかるように、割と凄い被害も出たそのお取り込み中において、鰻の品質と仕入先に言及する意味。
記者「火の勢いが随分凄かったようですが」
店長「いやあ何しろウチのは脂のノリが違いましたから。静岡から『最良質』のやつを仕入れてましたから」
みたいなコメントがあったのか。良く解らん。が、こんなときでもさりげなく店のアピールに努めたとするなら、さすが名店である。商魂たくましいというか。現場から発する煙の匂いでご飯食べようとした近所の野次馬に、お代を要求して回るくらいのことはできるかも。で、両手に硬貨を持ってチリンチリンと鳴らそうとした野次馬に「うん、音で払うのはナシですから」くらいのことは言えるかも。
水戸市のうなぎ店が先月、営業中に全焼する火事があり、原因は「脂がのったウナギ」だったことが、水戸市消防本部の調べで分かった。
全焼したのは、水戸市の繁華街にある「ぬりや泉町店」。３月２６日午後１時半ごろ出火し、木造２階建て店舗約２００平方メートルを焼いた。消防本部の調べによると、火元は、くしに刺したウナギを回転させながらガスで焼く「自動魚焼き機」（高さ１６５センチ、幅７０センチ、奥行き６０センチ）。魚焼き機の火であぶられていたウナギの脂に火がつき、周辺にこびりついていた脂に燃え移り、換気扇のダクトを通じてさらに一気に燃え広がった。
同店は静岡から「最良質」のウナギを仕入れており、約４０年続く人気店。昼食時とあって、火が出た時は約６０人の客で満席状態だったが、店員の誘導でけが人はいなかった。
火事のニュースを見て腹が減ってくるというのは、普通なかなかないことだが、しかし、正直読んでいて腹が減ってくるニュースである。
何しろ「最良質」のウナギである。地元水戸でも一目おかれる老舗だそうである。水戸出身の芸能人が「ウチくる！？」に出演した折には、必ず中山秀征と飯島愛を連れて立ち寄る名店である（多分）。鰻重を一口頬張った中山秀征が、一瞬目を閉じてからおもむろに「・・・うまいねえ」とお約束コメントを発する名店である（多分）。水戸出身の芸能人って誰だ。本田博太郎とかか。
飯島「つーか北京原人もウナギ食べるんですか」
本田「ウパー・・・っていい加減にしろよ！（←慣れないノリ突っ込みで）」
みたいにユルいトークも弾みそうな、多分そんな名店である。
そんな戯言はともかくとして、ふと思ったのは「静岡から『最良質』のウナギを仕入れており」って、この火事の最中に、誰がどういう話の流れで新聞記者にそんなこと話すのかという点。火災直後のあんな記事
水戸のうなぎ店「ぬりや泉町店」で火災【朝日新聞より】
現場は国道５０号沿い。消火活動で交通規制がしかれ、渋滞と見物人で一時騒然となった。近くの商店の女性（６７）は「真っ黒な煙で何も見えなくなった。けが人がなくてよかった」と話した。
や、こんな記事
火災：老舗うなぎ店「ぬりや泉町店」が全焼 水戸の繁華街、一時騒然 ／茨城【毎日新聞より】
隣接するクリニック院長の岩間誠さん（５７）は「駆けつけると、ボンボンと音がして、裏の調理場付近から煙が上がっていた。休診のため患者がいなくてよかった」と話していた。
の目撃者談でもわかるように、割と凄い被害も出たそのお取り込み中において、鰻の品質と仕入先に言及する意味。
記者「火の勢いが随分凄かったようですが」
店長「いやあ何しろウチのは脂のノリが違いましたから。静岡から『最良質』のやつを仕入れてましたから」
みたいなコメントがあったのか。良く解らん。が、こんなときでもさりげなく店のアピールに努めたとするなら、さすが名店である。商魂たくましいというか。現場から発する煙の匂いでご飯食べようとした近所の野次馬に、お代を要求して回るくらいのことはできるかも。で、両手に硬貨を持ってチリンチリンと鳴らそうとした野次馬に「うん、音で払うのはナシですから」くらいのことは言えるかも。
