ボクの考えるさわやかヘアスタイル大賞

さわやかヘアは松岡修造氏と真鍋かをり (日刊スポーツ) - goo ニュース

第１回さわやかヘアスタイル大賞（全国理容生活衛生同業組合連合会）の授賞式が２６日、都内で行われ、メンズ部門に元プロテニス選手松岡修造（３８）、レディス部門にタレント真鍋かをり（２４）が選ばれた。松岡は、昨年の「暑苦しい男」１位とは対照的な賞に「いつも一生懸命だから熱さもさわやかさも出る」とポジティブに語った。髪の手入れは毎朝１０秒という。真鍋から「もっとロングにしてバストトップを髪で隠してみたい」とセクシーな視線を送られ、大汗をかいていた。


※松岡修造や真鍋かをりにケチをつける気もないが、なんとかジーニストにしろ、ジュエリーなんとかにしろ、選考基準がどこにあり、候補に挙がったのが誰と誰で、その結果誰それさんが１位という、明確な選考プロセスの見えない芸能人向けコンテストが日本は本当に多いな。そもそも「さわやかヘアスタイル」の正しい定義って何だ。顔とかキャラクターとか関係なし。あくまで「ヘアスタイル」だけのさわやかさとは。

とりあえず、いまgoo辞書で「さわやか」の意味を引くと、

(1)ほどよく冷たくさっぱりしていて気持ちがよいさま。［季］秋。
「―な秋の日」「―な笑顔」「一種清涼の気は人の気を―にして/あひびき（四迷）」
(2)はっきりしているさま。明快なさま。
「弁舌―な青年」「声いと―にて/源氏（真木柱）」
(3)鮮やかなさま。見事なさま。
「三浦の一党が鎧(よろい)―なりし当時を思ふに/ふところ日記（眉山）」
(4)いさぎよいさま。
「―に腹を切らんずる物を/太平記 9」
［派生］ ――さ(名)

と出てくる。「ほどよく冷たく」「さっぱりしていて」「はっきり、明快で」「鮮やか、見事で」「いさぎよい」＝さわやか。この定義を素直に読む限り「さわやかヘアスタイル」＝ツルッパゲという結論が、実は一番正しいのではないか。メンズ部門：サンプラザ中野、レディス部門：瀬戸内寂聴という選考こそ順当ではないか。それも毎年。理髪店や美容室の存在意義が問われる結論ではあるが。