バカに厳しいバカばかり

自戒の念も込めてそういうタイトルにしました。

「みの紅白」総括

2006年01月02日 02時27分06秒 | ニュースで二言三言
みの紅白演出に「大不満」 (日刊スポーツ) - goo ニュース

 第56回紅白歌合戦が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、初司会のみのもんた(61)が「満足度は10%」と自己採点した。NHKの演出方法を「大不満」「もう少し方法がある」と批判し、自分を生かし切れていないと言わんばかりだった。対決は白組が勝ち、通算成績を28勝28敗の五分に戻した。

 司会を終えたみのは「1年を象徴する60組の歌手のステージは圧巻」と笑顔をみせた。しかし「紅白をぶっ壊す」と張り切っていた司会プランの達成度を聞くと「満足度は10%。大不満」と残念そうに続けた。

 スタートと同時に早めの進行を指示する“巻き”が入る紅白。アドリブを入れながら相手との真剣勝負を引き出したい、みのの司会哲学とは相反した。「もう少し演出の方法があるね。曲紹介に主眼を置くNHKと自分には相いれないものがあった」。そして「時間がない」と繰り返し「よく最後の『蛍の光』が入ったよね。自分の才能に酔いしれたよ」と大笑いした。また紅白から出演依頼があったらとの質問には「尊敬する宮田輝アナウンサーがやっていた『ふるさとの歌まつり』みたいなのをやりたいね」と話した。

 腰痛治療のため、今日1日から2週間都内の病院に入院する。この日は特注のコルセットを巻き、痛み止めの注射を4本打って大役をこなした。「手術が終わったら強靱(きょうじん)な腰で出ます。HGなんかめじゃないよ、ヒュー」と締めくくった。

2006年 1月 1日 (日) 09:53



※色々と批判的な声も強い今回の司会だが、付け焼刃的なアドリブとか、進行への悪影響といった批判内容はともかく、全体的な司会そのものは番組の大きな流れを忠実に守る進行というか、むしろ前時代的な位に「守っている」箇所もあったほど。

例えば1組目の細川たかしと川中美幸の紹介。前もって視聴者へ歌手の登場順が発表されている番組なのに、オープニング、山本耕史へ「1組目、大物でお願いするよ」と振って見せ「細川たかしさんです」「おおっ!」と一応驚いてみせるところとか。あれなんか、事前に色々危惧されていた「良く言えばドキュメント的」というか、ガチンコな意味で「何が起きるかわからない」進行をする気がないことを、最初から意思表示していたように見える。それでも、所々で流し気味というか、「みの的司会」のエッセンスを入れた瞬間に、あれだけ進行に影響が出てしまうところはやはり紅白という気もするが。

しかし少なくとも、昨年の総合司会・NHK堀尾の、紅白でも然り、レギュラー番組でも未だに見せる「単に思慮の浅さから来る(必要性の薄い)こなれ方」が、個人的に全く受け付けない私としては、今回の紅白司会は「一応改善」というのが感想。山本耕史は激しくボンクラ過ぎたが。「山川」の件を除いても。

その他個人的に印象に残った場面と言えば、しばらく見ていなかったが、渡辺美里の顔ってあんなにパンパンだったかという点と、同じくあんなに肺活量なかったかという点。あとグループ魂の琴欧州いじりが今回一番面白かったという点と、でも直後に応援で出てきたアンガールズが若干やりづらそうに見えた点。そんな紅白でした。


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