鹿能リコのおしらせ

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日本は悪くない悪いのはアメリカだ

2011年11月15日 04時22分26秒 | Weblog

こんにちはー。

昨日は、友人の家に行って、すきやき食べてきた。久しぶりの牛肉は、うんまかったよぉおおおお!!

 

そして、「日本は悪くない悪いのはアメリカだ」ですが、これは本のタイトルです。著者は下村治氏です。

1987年に出た本が、2009年に文庫で出し直しになったのを、今頃買って読んでいる、という遅さ!!

……まあ、私のどん臭さはいいとして、この本は、初版当時(バブル絶頂期だね……)の日米の貿易摩擦あたりのビビッドな話題について書いてありますが(他にも書いてあるかもしれないけど、まだその辺までしか読んでない)、なにがすごいって

 


当時からマスコミの嘘つき&腐りっぷりはハンパねぇなぁあああああ!!

 

 

とゆうことです。

アメリカの赤字の原因は、「なんでも輸入しちゃうこと」にあって、自国内の産業育成を怠ったから、らしいんですが、それには触れず「日本は輸出しす ぎ! もっと内需を拡大してアメリカの商品を買わないといけない!」という、日本悪玉論を、当時のマスコミはさんざんはやしたてていたようです。

……まあ、どっかで聞いたことのある話ですね。

今はTPPで日本は開国しなければ! とかゆーてますけど、日本は自動車の関税はゼロ、アメリカは2.5%ですけどね。どっちが閉じているのやら、と突っ込んでみたい。

トータルで考えたら「どっちもどっち」だよねぇ、と思います(アメリカも牛とか乳製品の輸入には高い関税ですし、日本は日本で米には高い関税で、それはそれぞれの国家の国益に適ってるんだから、よその国かどうこういう問題でもないべーと思うのですが)。

 

と、ここまで書いていったん保存したのね。その後、TPPについてかなり書いたけど、強制再起動がかかって、記事が消えた。

もう、どうにでもなーれーな気分。

 

そして、「日本は~」に話題を戻して日記書き直し。

この本は25年も前の話ですけど、それくらい時間が経っている分、逆に読む価値があるなーと思います。

ある意味、同時代資料っていうか……。経済ってなんでしょうね? という考えを深められる本のような気がします(まだ全部読んでないけど!)。この著者の人が、池田内閣で所得倍増計画のブレインをしていた頃のドキュメンタリーがあるのですが、その本も買った。これが終わったら読み予定ですが、今から楽しみです。

 

……えーっと、個人的な日記は、ハマナカのマジョラムっていう廃盤毛糸が、むちゃくちゃ編みやすくてびっくりしている。

おばちゃんが喜びそうな色合いですよ! おばちゃん用に編んでるからいいんだけどさ……。

これが終わったら、次は自分用のレッグウォーマーを編みます。寒くなってきたからね……。糸はどうしようかなーと思いつつ、ハンパ毛糸でとても人様にはお見せできない配色の、なんだかすごい物体を編む気がします。

人様にあげる時に、優先的にいい毛糸を使うからしょうがないんだけど。

そして、それで余った毛糸を、太さが同じならいいかーってかんじで編みつなげて、たぶん、すごくサイケになる予定。なにせ、パープルとピーコックグリーンを合わせる予定ですから……(シルクウールで物はいいんだけどね! 半玉ずつしかないから、こういう時に使っちゃうの)。

自分のこういう「もったい」な性格は、なんていうか昭和のお祖母ちゃんっぽいよなぁと思ったりなんだりします。はい。