あんまりいそがない

食べることが好き。
料理とか食べ歩きとかの記録。
あとは徒然

イタリア・クロアチア のんびり一人旅 6.ドゥブロブニク→帰国

2012-09-20 21:15:18 | 旅行
この旅のハイライト、ドゥブロブニクです。

★9月7日 ドゥブロブニク

涼しくて良く眠れたー
起きてお手洗いに行ったら、リビングのドアからおじいちゃんが顔を出して
「いっしょにコーヒーを飲もう!」
と誘われたので、着替えてリビングへ。

ここのコーヒーが、砂糖入れなくても甘い、何故か細かい粉が底に溜まっているという
不思議なコーヒーでした。インスタントではないし何でだろうな。

旧市街に行くと言ったら、おじいさんが途中までバイクで送ってくれることに。
5分くらいだったけど、気持ちよかった~


またマーケットで朝ご飯を買い、旧市街の入り口で食べる。
外で食べるくせがついてしまった(笑)

この日はちょっと離れた無人島、ロクロム島に行きました。




スプリットの港から15分くらい。あっという間。そしてありあえない水の綺麗さ!



しばらくぼーっと海を見てた。

このロクロム島、無人島なのですが何故かクジャクみたいな鳥がうろうろしている。
それと植物園もあり、不思議なサボテンが生えています。




へんなの。

ここでもまた丘を登り、眺めの良い城壁へ。




旧市街が良く見える。風が気持ちよかった

このあと塩湖を見たり、アスレチックを見てからまた港へ。
お腹がすいたので町に戻ります。

町のレストランでパスタを食べる。



タリアテッレ、美味しかった~

しかし隣のテーブルが日本人家族でテンションの高いお父さんと低い娘の
やりとりを聞くのがちょっと辛かったぜ

日差しが強いので一度ホテルに戻る。
もどったらおばあちゃんがぶどうくれた!のでお礼にお味噌汁を差し上げました。


日差しが弱まってから今度はスルジ山へ。
私の持っている2009年のガイドブックでは山頂へのロープウェーは
まだ壊れていると書いてあったが、2年前くらいに完成したらしい。

とりあえず、のぼりはロープウェーで。



6分くらい。すぐですね。

山頂には十字架。



旧市街の形がはっきりわかる。


いまだ残る戦争の爪跡


風が強いし、日が暮れてきたので下山、と変な所を下ったため途中で道が無くなり引き返す。
博物館の人に道を尋ねて、きちんとした道を降りていく。

夕日に照らされて、オレンジ色に包まれた景色が本当に美しくて
何度も立ち止まって写真を撮った。
でも、本当は写真じゃ全然伝えられない。





なんどもため息をつきながら30分ほどで下山。
いやー、トレイルランニング用の靴で行ってよかったわ。

この日の夜は、おじいちゃんお勧めの近所のピザ屋La Lunaへ。



美味しかったけど、食べきらないので箱を貰ってお持ち帰り
帰ってから冷蔵庫に入れさせてもらいましたw
図々しさが凄いな自分。

良く歩いたので、あっという間に寝ました。



★9月8日 ドゥブロブニク

8時起床、またコーヒーを頂く。

昨日のピザを持って外へ。野良猫がうろうろしているところで
ちょっと投げてみたらおそるおそる食べていて面白いので
そこらへんの階段に座って餌付けしながら食べることに。
最終的に5匹くらい集まってきたw

この日は城壁を歩く。水を持って。





城壁は約2キロ、旧市街をぐるっと囲んでいる。
これまた階段を登ったり降りたり。
ところどころで住んでる人の生活が見えるのが面白い。

しかし1991年にぼろぼろに壊されたものが
たった20年でここまで復旧するのだから、人間の力って凄いよなと思った。

暑かったけれど1時間かけて一周。

町に下りてお土産探しをする。
そんな中、凄く衝撃的な写真が飾ってあった。



同じ場所とは思えない。
今はこんなに沢山の人がいて、美しい町並みなのに。


旧市街を堪能したので、一度宿に戻ることに。
バスで帰ったのだけど、バス停を降りる時に足の悪いおばあさんも一緒に降りた。
バス停から長い階段を登るのだが、そのおばあさんも同じ方向に行くらしく
私に向かって何か言ってきた。
どうやら袋いっぱいにぎゅうぎゅうに詰まっているパプリカを持ってほしいようだったので
お手伝いしながら一緒に階段を登った。
おばあさんはクロアチア語で話していたので全然分からず

しかし「ヤパン?グッド、グッド」
と言っていたので多分日本、イイね!みたいな話ではないかな。
(クロアチア語ではJはヤ行)
無事に階段を登り終えて、荷物を渡して分かれる。

丁度戻ったのが12時半ごろだったので
おじいちゃんたちにお昼ご飯に誘われた。

鳥のスープとインゲンと豚の塊を煮たもの、パンをご馳走になったのだけど
これがとっても美味しかった。
本当にすてきなおじいちゃんとおばあちゃんでさよならがちょっと寂しかった。



そして13時過ぎに荷物をまとめて宿を出る。
この宿、【Sinistaj Rooms】 クロアチアの人とのふれあいがほしい方にお勧めです。

次の日の飛行機が早朝のため大事を取ってこの日はホテルへ。
ラパッド地区に行くボートを港で待ってみるも、全くこないのでバスで行くことに。

しかしバスでも?で、綺麗なお姉さんに行き方を教えてもらった。
本当にいろいろな方に助けてもらったなぁ。

ラパッド地区はホテルが密集しているところ。
海がすぐそば。



ホテルにチェックインしてから、スーパーに買い物に行って買い物。

夕日が沈む時間を狙って海辺へ。

違うホテルのレストランでまたリゾットを食べる。

クロアチアで見る最後の夕日は、本当に美しかったです。



この日の夜は、外のバーから歌声が23時くらいまで続きました



★9月9日 ドゥブロブニク~帰国

きちんと4時起床!
4時半にタクシーを呼んでいたので。

空港に向かうタクシーが、早朝にもかかわらず沢山。
30分ほどで空港へ。
ここでも日本人がちらほら。

ここからクロアチア航空でドゥブロブニク→ザグレブ→アムステルダム、
KLMオランダ航空でアムステルダム→成田という
2度の乗り継ぎがあるので荷物はどうなるんだ、と思いきや
成田まで行けるよとのこと。
若干心配だけど

カフェでパンを食べてから搭乗。
飛行機がカワイイ



ザグレブにも定刻に到着。
乗り換え1時間だからちょっと不安だったけど30分前には搭乗口についた。
ユーロがあまっていたので自分のために石鹸と天然スポンジ(海草?)を購入。

アムステルダムまでは2時間。機内食がちょっと美味しい。



アムステルダム・スキポール空港では4時間の待ち合わせ・・・
と、これが凄い空港で
美術館、図書館、子供スペース、マッサージにカジノまである!
図書スペースではアイパッドが置いてあるというサービス具合。

カジノでは5ユーロすりました。
せっかくのオランダなので凄くまずそうなお菓子と、ゴーダチーズを購入w

寿司バーとかヌードルバーとかあったんだけど
ラーメンが14ユーロとかね

無難にマックとか行ってみましたが、何でアイスティーが炭酸入りなんだ!


成田行きの飛行機のボーディングが1時間も前でなんだろうと思ったら
搭乗口で厳しい手荷物&ボディチェックでした。



これで最後の乗り継ぎも終えて、日本まで10時間30分。
KLMの飛行機は足元が広くて楽々でした。

だけど機内食が異常にマズイ!なにこれ!!!

果物くらいしか完食できなかったよ

映画を3本見たし、またソリティアとかしていた。
あんまり寝られないんだよなぁ、飛行機。

ということで、無事に成田に到着。
バゲッジクレームでは3頭の麻薬探査犬が!オランダだからかな。

上野で食べた讃岐うどんが物凄く美味しくて
なんだかんだ言っても自分は日本人だなぁと実感。

しばらくサンドイッチとピザは食べたくありません。



最後に、今回の旅で思ったこと

・一人でいる限り、すこし図々しいくらいで丁度いい。みんなそんな感じ。
・クロアチアは治安もいいし英語も通じるしお勧めです。
・外国で出会う日本人とは、できるだけ仲良くしたほうがいいような気がする。
ずっと一人だから、少しは日本語で話したいし。いろいろな人の旅のスタイルを聞くのも
ひとつの楽しみじゃないかなぁ。
・チップを忘れがち。習慣づいていないからだ。
・2週間は食生活が乱れがちになって少ししんどい。野菜が足りないー
・小さいタブレットを貰ったので持って行ったのだけど凄く便利だった。パソコンより軽いし携帯より大きいし使いやすい!
・オランダのゴーダチーズが美味しい。

次はアジアのどこかに行きたいなー





イタリア・クロアチア のんびり一人旅 5、スプリット→ドゥブロブニク

2012-09-20 21:07:27 | お菓子
移動だけなのに色々あったな

★9月6日 スプリット→ドゥブロブニク

すっきりと起床。バスは9時なので大急ぎで準備をする。
昨日買っておいた朝ご飯を食べて出発。バスターミナルまでは15分くらい歩く。

ドゥブロブニク行きのバスは結構混雑。
日本人も7~8人いる。女性ばかりだ。
というか、隣も日本人の女性だった。ずっと寝てたけど。

実はこのバス、凄く心配だったのです。
なぜなら先日一緒にご飯を食べたTさんが逆のルートのバスに乗ったとき
5分の休憩でトイレに行っている間にバスが出てしまい追いかけてドアをガンガン叩いて止めたと聞いていたので

バスは定刻で出発。景色が面白いのでずーっと外を見ていた。

1時間半ほどでマラカスカのバスターミナルで休憩に。
5分・・・ダッシュでトイレへ。でも戻ったらまだ皆外にいたのでのど飴を買ったりした。

バスはだれも置いていかずに出発。
この後の車窓からの眺めがとてもすてきだった。





スプリットからドゥブロブニクまでは230km。
途中少しだけボスニア・ヘルツェコビナになるという不思議な国境なので
パスポートチェックが2回あった。
特にスタンプを押されるわけではなく、警官がちらっと見るだけ。

また1時間半くらいで、ボスニア入ってからのドライブインで20分休憩。
思っていたより休憩が多いな

ボスニアは税金の関係でちょっとだけ物価が安い。
パンとオレンジを買って外で食べる。




ドコモの携帯、ボスニアに入ったから無制限じゃないよメールが来ていた。


トータル5時間でドゥブロブニクに到着。長かった・・・

バスターミナルについてからどこにいるのかよく分からなくなったので
スーツケースからガイドを出していると横でタバコを吸っていた青年に話しかけられる。
同じバスに乗っていた人だけど、私はタイ人かなと思っていた。
相手も私が日本人かちょっと迷っていたらしいけどw

とりあえずお互い近辺の地図が無いのでインフォまで一緒に行くことに。
この青年H君は仕事を辞めて一年間世界中を旅しているらしい。

インフォで地図を貰い、この日の宿の場所をお姉さんになんとなく教えてもらい
夕食の約束をしてそれぞれ宿へ。

これがまたぜんっぜん場所がわからない。
とりあえずドゥブロブニク グラッツ地区はすごく眺めが良い丘の上。



そのへんのおばちゃんに聞くも良く分からないわーと悩んでいたら
黄色い服の郵便配達のお兄ちゃんを発見、おばちゃんが捕まえて聞いてくれる。

なんとも優しいこの兄ちゃんが一緒に行ってくれることに。
わざわざバイクを脇に止めて、荷物も持ってくれた

と、これが一人なら絶対分からないところが今夜の宿でした。


社宅?!
お兄ちゃんが確認しに行ってくれたら、ここでいいそうな。

これもBooking.comで取ったSOBEなんです。

ちょっとがたがたするエレベーターで7階へ。
おじいちゃんとおばあちゃんが待っていた

郵便のお兄さんにお菓子を渡してお別れ。

おばちゃんがジュースとコーヒーとシェリー酒でもてなしてくれました
なんだか親戚のうちに来た気分。

部屋はこじんまりとしているけれど清潔で眺めが良い



荷物を整頓してから、歩いて30分の旧市街へ。


待ち合わせまでには時間があるので旧市街をうろうろ。
少し教会などに入ったり、アイスを食べたりする。




人が多いなー

18時半に待ち合わせの場所で無事に再会して食事へ。
有名なレストラン、ペスカリアへ





お魚美味しかった♪

帰り道は同じ方向だったのでスーパーに寄っていくことに。
ここは広くて大きなスーパーだった!

帰り道、私は場所がまた分からなくなり迷った。
結局20分くらいは無駄にうろうろして、そのへんのおじさんに道を聞いて到着。

細い路地が多くてわからなくなっちゃうんですなぁ

なにはともあれ、無事に戻ってきたのでゆっくり休みました。








イタリア・クロアチア のんびり一人旅 4、スプリット→フヴァル→スプリット

2012-09-19 20:20:54 | 旅行
★9月4日 フヴァル

昨晩は少し静かだったけれど、あんまり良く眠れなかったなぁ

今日は荷物をまとめてフヴァル島へ。有名人も来るというリゾートの島です。
朝ご飯を食べて、少し散歩をしてから港へ。
スプリット港からフヴァル島まではフェリーで2時間。
11:00出航!




海が真っ青

犬も外オンリーで乗れるそうです。



暇だったのでクロスワードパズルを解いていたらあっという間に到着。



フヴァル島、スターリグラッドです。

今日泊まるところはここから少し離れたフヴァルの町。
バスで行くのだけれどバス乗り場が分からず。
と、チケット売り場で聞いてみたら、船の前からバス出てるよ!
ってことでダッシュで戻る。
結構混んでいたのでギリギリ滑り込む。
やれやれ

フヴァルの町までは30分ほど。
不思議な地形だった。

フヴァルのバスターミナルから今度はホテルを探す。
と、階段と細い道と石畳だらけで、スーツケースが重い私は愕然とした。



(これ実は裏側から行ったからでした。正面からならそんなに大変じゃなかった)

しかしレストランのお姉さんと、その辺のおじいさんのおかげで無事にホテル発見!
15時~チェックインだったのでお昼ご飯を食べることに。

このパンが・・・すごく硬い。



朝もサンドイッチを食べたけど、凄く硬かった。
パンは硬いというルールでもあるんだろうか

レモネード(そのまんまレモンが絞ってある、砂糖を入れて飲む)を飲みながら
ぼけーっとして15時になったので泊まるところへ。

クロアチアはSOBEという民宿のような、貸し部屋スタイルが一般的で
たくさんあるので、今夜は静かでプライバシーの守れるちょっと高めのSOBE
【Villa Town gate】へ。
静かで綺麗だった~昨日の倍の値段だけど



と、じつは水着を持ってきていた私は水着に着替えて最低限の荷物だけもって外へ。
海に入るのだ!





透明度がとても高いし、魚がいっぱい!

しかし流石に貴重品を持ち歩いていた私は、肩くらいまでしか入れず。
まあ、一人ではしゃぐのもなんだしなぁ
アドリア海に入れた!というだけで満足です

スーパーで水などを手に入れてから一度ホテルへ。
そして、今度は城壁を登りに行く。






山の上から見るフヴァルの町も綺麗だなぁ。夕日も綺麗だし

薄暗くなってきたので山を降りる。
このとき物凄くラーメンが食べたくて、大きいスーパーに行って探してみたのだけれど
ラーメンの文化は全く入っておらず、パスタしかない。
しかたないのでとりあえずパスタ入りカップスープを買ってみる。

がっかりな気持ちでレストランへ
ラーメンがダメなら米!ということでリゾット。



美味しいけど量が多いな

この日はクーラーもあるし、静かだし快適な夜をすごしました。



★9月6日 フヴァル→スプリット

8時起床。良く寝たー

パン屋で朝ごはんを買ってまたその辺で食べる。

なんともリゾートな町だな。





少し教会を見たり、おみやげ物を見たり街中をうろうろ。

これはなんだろうか?



フヴァル島の名産はラベンダーだからかな?


お昼近くなってきたので荷物を取ってから港近くのカフェへ。
なんとも雲行きが怪しかったので近くで待機したかったのです。

そのあとどしゃぶり

船が出る頃は大分雨がやんだので船へ。
帰りはフヴァルの港から出るのです。
帰りの船はちょっと小さくて凄く混んでいた

この日はスプリットに一泊する予定だったのだけれど
まったくどこに泊まるか決めていなかった。
でも船を下りたらSOBEの客引きがいっぱい!
最初の兄さんは200クーナといったのでちょっとダメだわーと逃げていたら
人のよさそうなおばちゃんが「うちは140クーナよ!」と
言ってきたので見せてもらうことに。

港から10分くらい。歩きながらおばちゃんの娘の話などを聞く。
カナダに留学したり、カメラの学校に行ったりとお金がかかるらしい。

そんなおばちゃんのSOBEは小さい家の一階。
かわいいー



おばちゃんのセンスがいいんだな。
シャワーもトイレも清潔だし、小物もかわいい。
おばちゃんちはちょっと離れたところにあるそうです。貸し部屋だね。


この日、まだ麺類食べたい欲が収まらなかった私は
ガイドに乗っていた中華料理屋に行くために少し遠くまで行くことにした。
これが迷いに迷い、50分くらい歩いてやっとついた。
一応中国人がやっている店らしいので、ラーメンを頼んでみた。



なんというか、うどんだな。
きっと本場ではこれがラーメンなんだろうということはわかるんだけど
カニカマやズッキーニが入っているのが解せない
でも久々の麺類、美味しかったです。

帰りは迷わなかったので20分ほどで着く。
ハワイから来たという大道芸人が凄く高い一輪車に乗るっていうのに見入ってしまった。
火のついた棒のジャグリングもしてた(落としたけど)

これが、観客に手伝いを求めるんだけども
スイス、ポーランド、ドイツなどとにかく色々な国の人が出てきて
スプリットは観光地だなぁと実感。
まあ英語も通じるし、観光しやすいよね。


明日はちょっと心配なスプリット→ドゥブロブニクへの移動。
早めに就寝です。



イタリア・クロアチア のんびり一人旅 3、スプリット~トロギール

2012-09-19 20:00:57 | 旅行
★9月2日 スプリット

ゆーらりゆーらりが良いゆりかごになっていたようで良く寝てしまった。
起きたら7時。

せっかくなので外に出てみる。



朝日が綺麗~

お腹がすいたのでクロワッサンとお茶を買って朝ごはん。
8時にはスプリットに到着するので荷物を用意して、出発準備をする。

出るときは人がいっせいに出るので大変だ





無事にスプリットに到着。パスポートにスタンプを押してもらう船のマークだ!


スプリットに着いたもののまだ大分早い時間なのでとりあえずその辺のカフェでお茶。
みんなのんびりしている。


少し休んでから今日泊まるホステルを探しに。
Booking.com で取ってあるホステルなのだけれど、全然見つからない。。。
ビルの中だったのね。

ドアをノックして空けると、パンツ一丁の明らかに寝起きのおじちゃんが出てきて
「荷物預かっておくから10時半にまたきて!」
とのこと。すみません早くから。。。

荷物を置いて市街をうろうろ。



ここでも秋田犬が!







地下宮殿に入ってみる。
これが暗いし湿っぽいし寒いしかび臭いというところでした。
なんていうか、地下の石造りの建物って冷たくて怖い



このへん全部世界遺産のディオクレティアヌス宮殿のあるスプリトの歴史的建造物群です。

市場で果物買ったり、ぷらぷらしていたけどちょっと疲れたので一度ホステルへ。
きちんとチェックインしなければ。

今度はお姉さんがいてきちんとチェックインさせてくれました。
女性専用の部屋は私だけだった。

とりあえずリビングみたいなところで色々チェックしていると
金髪のおねえちゃんに一緒に出かけようと誘われる。

彼女はオーストラリア人のアリーちゃん(20)
一年かけてヨーロッパを回っているらしい。
アリーちゃんの英語がものっ凄い速いのでゆっくり、簡単にお願いする
彼女は歩きながらもその辺のレストランのウェイターとかに話しかけていて
英語が母国語っていいよなーとしみじみ思った。
まあもっと勉強すればいいんだろうけど、日本にいるとなかなか使わないしねぇ。


最初にアイスクリームを食べる、凄くおいしい!
その後、つま先を触ると幸運が訪れるという像を見に行くが、私は間違えて全然違う像を触っていた

その後は丘の上に登って行く。



アリーちゃんは風邪気味でちょっとしんどそうでした。

この帰り、人のうちの庭先にイチジクがなっているのを見つけたアリーちゃんは
「あ、これ私の好きなやつだ!」
といって堂々とむしる。
さらにザクロの木を見つけたら塀と金網をよじ登って取る。
短めのワンピースでね・・・

なんていうか自由だな~


夕方、アリーちゃんは船に乗ってイタリアへ。

私はお腹がすいたのでホステルの人お勧めのレストランへ。
日本語メニューがある!
外のテーブルで魚のフライを頼んでみる。



4匹!なんかポルトガルでもこんなことがあったような気がする。
美味しかったので全部食べたけどね~(ポテトは無理だった)

ホステルに戻りシャワーを、とここで今回の旅で一番困った事態が!

シャワーが男女共用!脱衣所なし!
プールのシャワー室みたいなんだけど、ぺらっぺらの100均のカーテンしかない!

色々困ったんだけれど、仕方が無いので貴重品は大きなジップロックにいれてシャワーの中へ、
脱いだ服はカーテンの隙間から靴の上に重ね
端っこまできっちりカーテンを閉めてシャワーを浴びた。
途中でおっさん入ってくるしね、本当に困った。

そしてこのホステルが凄く騒々しくて、あまり良く眠れず。
次の日うるさかったバルコニーには
「23時以降はしずかにしろ!」みたいな張り紙が。

20ユーロくらいだったのだけど、蒸暑いし失敗だったな


★9月3日 トロギール

げっそりと目覚める。

洗濯物を持って昨日見つけておいたランドリーに向かう。
ランドリーは洗濯だけだと25クーナ(330円くらい)
洗濯の間にパンを買って港で食べる。
クロアチアの犬は放し飼いが多い

洗濯物を持ってホステルに戻り、勝手にバルコニーに干し、観光に出かける。

とりあえず塔に登ってみた。





眺めはいいが、階段がとても怖かったです。


この日はスプリットから20キロくらい離れたこれまた世界遺産の町トロギールへ。
バスターミナルに行ってみるがチケットはバスの中で買えと言われる。

トロギールに行くためにはシベニク行きのバスに乗るのだけれど、
シベニクまで行く人には指定席があり、前払い。トロギールはその場でっていうテキトウなシステムのため
シベニク行きの人が沢山いると追い出されてしまうという

そんなんで悩んでいたら日本人女性を発見、一緒にトロギールまで行くことに。
結局バスを一本見送り、次のバスは30分遅れで出発した

Tさんは英語の先生で、英語がぺらぺらだった!
1ヶ月ほどヨーロッパを旅しているらしい。

そしてバスはトロギールへ。
町の入り口でスプリットでの夕食の待ち合わせを約束してからそれぞれ観光へ。





絵葉書みたいな色



路地裏と猫



パフェはお昼ご飯です!


トロギールの町でも塔に登ってみたが
階段がとても怖かった。ちょっとあきらめそうになったよ。




有名な聖ラレンティウス教会「ラドヴァンの門」

この日でカメラの4GのSDがいっぱいに。500枚くらいですが。

3時過ぎくらいにスプリットに戻ろうと、バス停へ。
果物を食べていたら鼻血。やっぱり寝不足かな

帰りは市内バスで帰ったら1時間もかかったし、酔ったー

夕方まで休憩してから、バスのチケットとフェリーのチケットを取りに町へ。
その後Tさんと一緒に夕食に。今日も同じレストランだけど、ちょっとメニューは違う。


7

牛肉煮込みと魚と海老♪
二人で120クーナくらいだったかな。

2時間くらい色々なお話をして解散。
こうやって知らない人といきなり夕食に行けたりするのが旅の面白さかなぁと思う。

この日は少し騒々しさは減ったけど、暑くて寝苦しかった・・・






イタリア・クロアチア のんびり一人旅 ②サンマリノ

2012-09-19 14:31:57 | 旅行
続き、フィレンツェ~サンマリノ~アンコーナ

★9月1日

6時起床、6:55の電車に乗るためにさっさと準備をして出発。
6:30のフィレンツェはちょっと暗いし、人が少ないので不安。。。まあ駅まで5分だけど。

この日はフィレンツェからサンマリノ共和国のあるリミニまで行き、
サンマリノを見た後にそこからアンコーナという港のある町まで行く予定でした。

イタリアの鉄道、トレニタリアの切符は事前にネットで買ってあったのだけれど
代理店を通すより直で買ったほうが全然安い!
しかもE-チケットなので家でプリントした紙だけで乗れる!
(バーコードが書いてある)
切符売り場がすんごい混んでいたのでよかったです

朝ごはんのクロワッサンを買って、11番線へ。
ここで乗ったのがイタリアの新幹線的な列車 Frecciarossa




最高時速360km!電車好きではないけれどちょっとワクワク
一等車しか取れなかったので豪華な席に座ってしまったw
なんと飲み物サービスもあります。

しかし凄く速いからなのか、トンネルが多いからなのか耳が痛くなってしまった

たった30分で乗り換えのボローニャ駅へ。
ここからは少しゆっくりの Frecciabianca でリミニへ。
とはいえ、全席指定でのんびり一時間




リミニ駅に着いたらまずインフォで荷物を預かってもらい、サンマリノ行きのバス停を聞きバス停へ。
9:25発、結構混んでいた・・・が、しかたない。

なんというか、みんな全然並ばない。並んでいても乗るときぐっちゃぐちゃにw

サンマリノまでは50分くらいバスに揺られる。



見えてきた~


サンマリノ到着!風が強くて寒い





とりあえず登ってみたり、街中をうろうろ。



こんなところで秋田犬に遭遇!最近海外でも人気あるらしいね。

サンマリノでは刀のお土産が流行っているようで色々売っていたんだけれど
「洞爺湖」って書いてある木刀まで売っていました。ふぅ。



そろそろお腹がすいてきたのでご飯。眺めの良いレストランで
これ美味しいわーって思ったので、大分体調が回復してきていたのでしょう。



手紙を書いたり、みやげ物を見た後14時のバスでリミニの町に戻る。
電車までは時間があったのでお茶。
16:30の列車で今度は港のあるアンコーナへ向かう。



アンコーナはガイドにも乗っていないマイナーな町。
ここからクロアチア行きの船に乗るのです。
フェリーポートまでは歩くと20分くらいらしいのだけれど
すぐ駅の前にバス停が。乗ってしまえ。

5分ほどでフェリーのチケット売り場に着く(注意)
ここで予約番号を見せてチケットを貰った!
お金をユーロからクロアチア クーナに換えたり、おやつを食べたりして
さて、船を見に行くか・・・と思ったのだが、全然船らしきものが無い。
駐車場では若者が爆音で車を走らせたり、踊ったりしているだけ。。。

とりあえずその辺の人に聞いてみると右行ってずっと左!とのこと。

ってこれは分からないだろう・・・こんな金網の向こう側だなんて。



(全然看板とか無い)

しかし、金網を越えて進んでいっても海と沢山の船はあるが、フェリーは無い。
ずーっと左に行くしかないよな、と思っているといきなり門!

門の横を抜けていくと、やっと巨大なフェリーが見えてきた。
ここまで来るのに30分くらい歩いたんですが・・・
チケット売り場とフェリー乗り場、遠すぎじゃないですか

フェリーが確認できたので、近くのお店でピザを食べた。
かなり美味しかったので、これはやはり舌が回復してきていますね。

19:00すぎに無事にフェリーにチェックイン。
7階建てだよ!




私は4人相部屋をとっていたのだけれど、人が少なかったらしく
一人で二人個室使っていいよと言われるラッキーなことに

シャワーつきだよ☆



しばらくすると豪雨。でも、アンコーナの町は綺麗だった。



20:30の出航の頃には雨もやみ、夜景がキラキラ。

船が陸を離れていくにつれて、ビーズのネックレスみたいに一直線に並ぶ光の間隔が
段々と大きくなっていって、点々になっていくのだということを初めて知りました。

船の中にはレストランとか、バーとか、カジノとか色々!
とりあえずお茶を飲みながら黄色いポロシャツのおじさんが弾く電子ピアノを聴いていました。

アドリア海は波がそんなに無いんだけど、ゆらーんと揺れている感じが気持ち悪いので
しょぼしょぼのシャワーを浴びて就寝。
途中すっごいうるさい若者の声で起きたけど、誰かが怒鳴ったら静かになっていた。

船はイタリア アンコーナからクロアチア スプリットに向かって進んでいきます。