より良き明日の為に

人類の英知と勇気を結集して世界連邦実現へ一日も早く

この晩秋に政権交代を!

2021-09-19 19:05:07 | より良き我国のために

 韓国の民主化は1993年で我が国のそれが1945年とすれば約半世紀の遅れです。ただし国民が勝ち取ったものと米国から与えられたものの差は有りました。その民主韓国の歴代元大統領は金泳三氏、金大中氏、廬武鉉氏、李明博氏、朴槿恵氏の5人です。この5人全員が在職中又は退職後に自身又は/及び親族が罪に問われています。この事実をどう見るか、人により見方はまちまちですが、私は韓国民主主義の健全性の現れととらえます。韓国の大統領には他の民主国家の中でも比較的大きな権能があり、本人や親族は“甘い汁”の誘惑に触れやすいのです。しかしこれを国民が見逃すことなく、罪に問うてきた結果と言えます。やがて韓国では不祥事を起こさない大統領が選ばれるようになって、民度はより高まって行くことでしょう。

 翻って今の我が国はどうでしょうか。安倍前総理は8年近い在職中に数多くの疑惑にまみれています。森友問題、加計問題、桜を見る会問題、これらは自身或いは妻の”お友達”に便宜を図った疑い、選挙区の有権者に”金銭補填”して公職選挙法違反の疑いのあるものです。更には自身の”お友達”の記者が起こしたレイプ事件を警察・検察が不逮捕・不起訴にした疑いです。森友問題で公文書隠蔽・改竄を指示した財務局長、レイプ事件で裁判所が認めた逮捕状の執行を取りやめさせた警視庁刑事部長は後に共に大出世をしています。彼らは「ヒラメ官僚」と呼ばれます。自身の出世のために上ばかりを見て忖度し、法を犯すのです。反対に気骨のある有能な官僚は弾かれて来ました。2014年に官僚人事を内閣官房が握り、かつヒラメ官僚を優遇して来たことの弊害です。そしてこの弊害は現下のコロナ禍で政府の拙い対応にも十分な効果を発揮しています。自宅療養と称する“自宅放置”で死者を続出させたことはその最たるものでしょう。

 桜を見る会問題では安倍氏の資金の流れを正しく追えば本人の罪は免れないことでしょう。しかし現在自民党総裁選挙に立候補している4人は後ろ向きです。わずかに野田氏が公文書改竄問題で再調査に言及していますが、これは安倍氏本人の罪にはなかなか繋がりません。つまり自民党内には自浄能力は無いのです。安倍氏がキングメーカーとして総裁選に介入しているからです。この上は何としても11月の総選挙で政権交代を目指さねばなりません。その上で安倍氏の罪状を暴くことが肝要です。そうして初めて我が国の民主主義が韓国のそれに近付くのではないでしょうか。皆さんこの晩秋、力を合わせて目指しましょう政権交代を!



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