日原電が24日東海第二原発の20年延長運転を申請しました。日原電はこの3年余りの間周辺住民の全戸に「東海第二発電所からのお知らせ」という新聞折り込み広告を定期的に配ってきました。その「お知らせ」の最下段にはいつも「新規制基準への適合性確認審査については、安全性向上に資するものであり、再稼働に直結するものではありません」と書かれていました。しかしやはり「直結」していましたね。再稼働しないなら20年延長運転申請などしません。24日を以って日源電が長い間東海第二原発の周辺住民に嘘をついていたことがはっきりしたのです。
日原電は原発の解体引当金を敦賀原発3、4号機の建設などに流用していました。東海第二を廃炉にしたくてもその為の費用がありません。つまり彼等としては再稼働するしかないのです。原発の20年間延長稼働は将来の電力供給不足が見込まれる場合など、極めて例外的に認められるものであり、日原電の経営の都合で認められるべきではありません。そして我が国は最早日原電の供給する電力無しでやっていけるのです。
東海第二は福島第一の事故機と同じ沸騰水型原発です。西日本に多い加圧水型原発と比較して事故に際しての脆弱性はより高くなります。原子力規制委員会は決して延長稼働、再稼働を認めないでください。加えて東海第二の30km圏内には国内最大の96万人が住んでおり、事故時の避難計画も満足に立っていません。国民の大多数は脱原発を望んでいます。そしてこの96万人の大多数も同様です。茨城県と東海村、水戸市、日立市、ひたちなか市、常陸太田市、那珂市は今後再稼働に際して事前同意を求められますが、決して同意してはなりません。
チェルノブイリと福島第一の原発事故の惨禍を目の当たりにした今日、果たして日原電のような原子力発電専業会社の存続が許されて良いのでしょうか。決して良いはずは有りません。同社は速やかに原子力設備解体を担う会社に生まれ変わるべきだと思います。その様に変化して初めて国民に認められ、受け入れられる会社になり得ると思うのです。
日原電は原発の解体引当金を敦賀原発3、4号機の建設などに流用していました。東海第二を廃炉にしたくてもその為の費用がありません。つまり彼等としては再稼働するしかないのです。原発の20年間延長稼働は将来の電力供給不足が見込まれる場合など、極めて例外的に認められるものであり、日原電の経営の都合で認められるべきではありません。そして我が国は最早日原電の供給する電力無しでやっていけるのです。
東海第二は福島第一の事故機と同じ沸騰水型原発です。西日本に多い加圧水型原発と比較して事故に際しての脆弱性はより高くなります。原子力規制委員会は決して延長稼働、再稼働を認めないでください。加えて東海第二の30km圏内には国内最大の96万人が住んでおり、事故時の避難計画も満足に立っていません。国民の大多数は脱原発を望んでいます。そしてこの96万人の大多数も同様です。茨城県と東海村、水戸市、日立市、ひたちなか市、常陸太田市、那珂市は今後再稼働に際して事前同意を求められますが、決して同意してはなりません。
チェルノブイリと福島第一の原発事故の惨禍を目の当たりにした今日、果たして日原電のような原子力発電専業会社の存続が許されて良いのでしょうか。決して良いはずは有りません。同社は速やかに原子力設備解体を担う会社に生まれ変わるべきだと思います。その様に変化して初めて国民に認められ、受け入れられる会社になり得ると思うのです。