骨肉腫になった猫

骨肉腫になった猫の闘病記録(と保養所の仕事についてちょこっとだけ)

おかみ見習い、巻き込まれる。

2008年08月30日 07時45分13秒 | 仕事の話

こんにちは。
おかみ見習いです。
ここ一週間前から私おかみ見習いが住んでいるところは
すっかり秋の空気となりました。
朝晩は長袖長ズボン必須です。

私おかみ見習いが働いている宿泊施設は
そんなに大きい所ではありません。
なので働いている人はパートさん含めて10人程度。
一見アットホームに働けそうな職場です。
・・・そんな人数でもやっぱり人間関係のモメ事はでてきます

昨日、そのモメ事は起きました。
要は、

一人のパートさん(Aさん)だけシフトを沢山入れて不公平だ、
私達ももっとシフトを入れて欲しい。

それに尽きるのですが、
そこにまた複雑な問題が絡みます。

Aさんはこの日に仕事に入って欲しいというと、
まず間違いなく入ってくれ、
この繁忙期の夏は200時間を越える労働時間。
会社としては本当に助かりました。

一方、「もっとシフトを入れて欲しい」
という方は自営のペンションを経営していて、
本当に入って欲しい時期(土日、夏の繁忙期)には
「忙しいから無理です」
といいます。

9月に入って自分のところが暇になったので、
入れて欲しい、と要望をだしてきたのです。

会社としては
「自分の都合の良いときだけ、権利を主張されても困る」
ということみたいです。

支配人とそのパートさんの間で感情論に発展してしまい、
その間に立った私おかみ見習いはぐったり・・・。
夜、胃がキリキリして胃薬を飲んで就寝。
でもなかなか寝付けず、息子も母親の様子におかしいと思ったのか、
珍しく夜中にオギャーと泣き出してしまいました。
ごめん、息子よ・・・


ローテーションのシフトは難しいです。
あちらを立てればこちらが立たず。

久々に人間関係につかれきったおかみ見習いなのでした。


空室があっても「満室です」の裏側

2008年08月22日 10時26分21秒 | 仕事の話

こんにちは。
おかみ見習いです

お盆を過ぎたあたりから朝はひんやりするようになりました。
というか、風邪を引きかけました。
私が住んでいる高原はもう秋風が吹いています。

さてさて、今日も仕事の裏側の話をひとつします。
空室があっても「満室です」と断る裏側についてです。

これは私おかみ見習いの働いている宿泊施設でのことですが、
結構当てはまる宿泊施設もあるのでは、とうすうす思っています。




夏休みは宿泊施設がもっとも忙しいときです。
なので当然満室の日が増えます。

夏は混む、ということを皆さん知っておられるので、
数ヶ月前に予約を入れてくるお客様も少なくありません。
しかし、日が近づくにつれてキャンセルを入れてくるお客様も少なくありません。

理由はさまざまです。 
 第一希望のところのキャンセル待ちが通ったので、こっちをキャンセル。
 体調不良。
 仕事が入ってしまった。
 その他別の用事が入ってしまった。


夏の期間でもさらに混み合うお盆の一週間は、
無理して予約をとったりして、結局いけなくなり、キャンセル。
というのを良く見かけます。

つまり、ピーク日であっても、
意外と1~2部屋空いていたりすることがあったりします。

希望日が満室でもめげずにキャンセル待ちをお願いしておくとよいと思います。
もちろんキャンセルがでないときもあるので、
他の場所も予約しておくのが一番ですが。

また、ピーク時は
「今日部屋空いていませんか?」
という当日申し込みの電話がありますが、部屋が空いていても
「申し訳ありませんが満室です」
と伝えています。

当日電話があったときに満室だと言う理由は
 1.料理の下ごしらえがもう間に合わない。
  (暇な時期なら料理長も頑張ってくれることがあるかもしれませんが、
  忙しくて疲れているときにさらに追加、は厨房からヒンシュクものです。)

 2.素泊まりなら可能ですとお伝えしてお客様からOKを頂いても、
  宿泊してから「なんとか適当なものでもいいので出してくれませんか?」
  とおっしゃってくる方もおられるため。
  (泊まると、やっぱり何か食べたくなるようです。
   忙しいときはその「適当」なものを出すのですら大変。
  申し訳ありませんが出せません、と断るのも面倒。)

 3.部屋はあいているものの、予約がなかったので掃除をしていなかった

当日宿泊したいと電話で申し込みしてこられる方は、
わらをもすがる思いの方もいらっしゃると思います。
なので
「食事は外で食べるか買っていきますので、今日、あいていませんか?」
と電話のときに先に言うと、もしかしたら可能性が出てくるかも知れません。
(私ならちょっと考えます)

せめて前日の夕方までに電話をいただけるなら、料理もなんとか間に合うため、予約OKになりやすいかと思います。
ただ、料理長の疲れがひどいときには満室だといって断ります。
(「明日料理増えます」というと「えぇぇ~~!!」とものすごく疲れた顔をするので)
二日前なら問題ないのですが。

当日申し込み可能の分かれ道は料理を頼むかの有無。

以上、満室の裏側でした。


宿泊施設のキャンセル事情裏側

2008年08月19日 10時52分37秒 | 仕事の話

こんにちは。
おかみ見習いです。
今年一杯で保養所の仕事を辞める予定なので、
裏事情が分かる今のうちに保養所ネタを書きます。

みなさんもご存知の通り、今日は全国的にぐずついた天気です。
私おかみ見習いが働いている保養所も朝から雨です。
晴れてナンボの高原地帯。
雨が降ると楽しさ半減です。
なので、雨が降ると分かるとキャンセルを入れてこられるお客様も少なくありません。

キャンセルするのは問題ないのですが、
ちょっと気になることが。

今日宿泊分のキャンセルが昨日だけで三件。
そして皆さん一様に

「母の具合が悪くなりまして・・・キャンセルさせていただきます」

宿泊施設においてキャンセルされることは珍しいことではないので

「天候が悪いようなので、すみませんがキャンセルします」

だけでいいのになぁ・・・

直前のキャンセルというと大抵、

家族の誰かが(大抵子供かおばあちゃんかおじいちゃん)具合が悪くなった

という理由が多いのです。
もちろん、本当にそのような理由の方も沢山いらっしゃいます。
私も始めは信じていましたが、さすがに三年目になると
本当の理由とは限らないと気づいてきます。

実はバレバレのキャンセル事情でした。


ブラピの逃走癖

2008年08月13日 13時51分02秒 | 猫とインコとハムスター

こんにちは。
おかみ見習いです。

我が家の愛猫ブラピはおととし骨肉腫という骨の癌になり、
右前脚を断脚しました。つまり右前脚がありません。

お医者様「(危ないので)これからは完全室内飼いにできますか?」

とお医者様から言われたこともあり、
彼ことブラピは生涯お家の中で生活することになりました。
現在住んでいるところは寮なので廊下などは共同のため、
ますます部屋の一室だけで生活させねばなりませんでした。

しかし、先日部屋を脱走して寮内を走り回ったのに味をしめ、
脱走癖がついてしまったようなのです。

私が廊下に出ようとすると後ろからブラピが

じ~~~

っと廊下を見つめ、ちょっとでもドアの閉まりがゆるいものなら
二本足で立って今や片脚になった左前脚でヨイショッと押し、
ドアをこじ開けて、

ダダダダダッ!!

とピューマレベルのスピードで廊下へ逃げ出します。
とても片脚がないとは思えないスピードです。
片脚が無くたってやっぱり猫、広々したところで走り回りたいようです。
そんなブラピをみると狭い部屋に押し込めているのが可哀想になります。

そんなブラピに昨日朗報が。
家の着工が11日から始まったようです。
今年の年末には、ブラピは一戸建ての中を自由に走り回れるようになります。
もうちょっとだけ待ってね、ブラピ。


負けずに働くおかみ見習い

2008年08月02日 06時30分59秒 | Weblog

こんにちは。
おかみ見習いです。

出産で産休を頂いていましたが、産後二ヵ月半になったので仕事復帰。
今日で早二週間たちました。

たった二ヵ月半いなかっただけなのですが、
仕事が沢山たまっていたうえ、
仕事の勘が鈍ってスピードが落ちていました。
ここ二週間はそれらを挽回するのに費やしていました。

つ・・・疲れた・・・

でも頑張った甲斐があって、ようやく仕事も落ち着いてきて、
仕事のスピードも元に戻ってきました。

それはいいのですが、気になることが一つ。
それは子供が出来たという理由でパートに無理やり雇用変更させられたのですが、
私おかみ見習い、たぶん館内で一番働いていると思います。

それならまだいいのですが、
会社の規定で「パートは扶養範囲内を抜けてはいけない」
というよくわからない決まりがあるらしく、
私の労働時間を換算すると、完全に扶養から抜け出す勢い。
しかも働いた時間は翌月に繰り越してはいけない。
要は、サービス残業であり、タダ働きしているのです。

誰かに仕事をまわそうとしても、
事務関係ができるのは私一人。
支配人は事務が苦手で頼むと間違いだらけで余計に仕事が増える・・・
つまり私しかやれないのです。

普通のパートならとっくの昔に辞めている待遇なのですが、
なんせ夫も同じ会社。
しかも寮生活をしており、
過疎地なので近くに働く場所がない。

よって、ここで働き続けるしかない

というがんじがらめの状態です




でも。

でもでも。

これもお家がたつまで。
家が建ったら建ったでローン返済など大変でしょうか、
我が家で思う存分暮らせるというご褒美が待っています。
だから今の状態で頑張れるのだと思います。

家の着工は八月下旬の予定。
そして年末には住み始める予定。
リビングや主寝室に猫が通り抜けられるドアをつけたので、
我が家の愛猫ブラピも家中を自由に行き来できるようになります。
現在狭い部屋でこもりっきり生活をさせ
特に子供が産まれてからはストレスが増えてしまっているようなので、
ブラピのためにも早く新居に移り住みたいです
ブラピ、気に入ってくれるといいなぁ・・・

新しいお家でわが子の誕生日を迎えることを心待ちにする
おかみ見習いなのでした。