カンレの日記

還暦の年から始まったブログ、いつの間にか古希そして喜寿を迎えた日々のこと。思いのままに。

気になった話

2006年10月06日 | まち歩き

ある新聞の投稿欄に載っていた記事が、ここ数日気になっている。

息子さんを交通事故で亡くしたお母さんのお姉さんが投稿した記事でした。

息子さんの命日に、毎年お線香を手向けにきてくださる、息子さんの友人がいるようで、その方にはとてもありがたくうれしいという。

それが数年続き、やがてその友人は結婚をして、奥さんと一緒に来てくれるようになった。

そのうちお子様が生まれ、お子様も同伴で来てくれるようになったとか。

お母さんとしては、その気持ちは本当にありがたいと思っているようだが、そのたびに息子さんを思いだし・・・・

「今頃生きていたら・・・」

「結婚もして、、、」

「子供もできたであろう・・・」

そう思うと、とても悲しくなり苦しくなるなるらしい。

でも、せっかく来てくれる当人の、やさしい友人のことを思うとそれもいえず悩んでいる。

「できれば、周り回ってその方を傷つけずに伝えられれば・・・」

と、そんな思いから、妹さんの苦しみを見るに見かねての投稿でした。

その記事を読んで、私が、もしそのお母さんだったら、やっぱりそういう気持ちになるのではないかと・・・かわいそうでたまらなかった。

せめて、今日私が話題に出すことで、そういうお母さんもいらっしゃる事を告げたいと思いました。

息子さんの友人の気持ちも充分わかるだけに。。。。。

すべてのご遺族の方がそうではないと思うが、これを機会に考えていけたらと思う。

「ハンドルを握るときに注意しなくては・・・」

と、あらためて思う日でした

コメント (6)
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