皆様、こんばんは。
事務局です。
8日の一宮市内は、朝は雲が多いものの、晴れの天気でしたが、次第に雲が厚くなり、午後は雨となりました。
今日の寺西は、長野県内の名所を巡りました。
昨日、当会ツイッターアカウントに、寺西からアクセスできなくなりました。
昨夜11時20分頃、アクセスができるようになり、無事に復旧いたしました。
アカウントに関係される皆様に、ご迷惑をおかけしました。
先程、2泊3日の旅行が終わり、帰宅いたしました。
楽しい旅行となりました。
今日は旅行2日目、山形県酒田市にあります、「山居(さんきょ)倉庫」様に訪れたお話を書いていきます。
上の写真は、山居倉庫敷地内から見た鳥海(ちょうかい)山です。
山頂付近は積雪して白くなっています。
手前は新井田川です。
先ず、山形県酒田市と聞いて、皆様は、何を思い浮かべますか?
・大火
・おしん
・庄内米
・むきそば
・獅子頭
・最上川
・鳥海山
というところでしょうか?
上の写真は、200年前から作られている郷土玩具の「酒田獅子頭」のモニュメントです。
「大火」といいますと、1976(昭和54)年10月29日夕方に発生した、「酒田大火」をご存じの方は、多いと思います。
映画館のボイラー室から出火した火災は、瞬間最大風速26.7m/sの強風にあおられて、瞬く間に商店街や住宅地などに燃え広がりました。
木造家屋が多かったこと、商店街のアーケードが風洞となり、熱気流により、耐火構造の建物正面が燃える、など火災はなかなか鎮火できなかった、とのことです。
直上放水による消火活動と降雨により、火は翌30日5時に鎮火したそうです。
大火の被害をまとめますと、家屋など1,774(※)棟(22.5ha)が焼失、被災者3,300人、被害総額約405億円、死者1名と記録が残っています。
※記録によって、焼失家屋数に違いがありました。
死者1名は、消防組合消防長様で、火元の映画館に、人命検索活動で侵入された際に、煙に巻かれて亡くなったそうです。
映画館のお客様(観客)20名は、出火直後に避難して助かった、と記録に残っていました。
酒田大火発生から、今年で40年になります。
これから寒くなり、火を使うことが増えてきます。
皆様、くれぐれも火の取り扱いには注意してくださいね。
本題の倉庫のお話に入っていきます。
山居倉庫様は、酒田市役所様や新井田川南側、酒田消防署様北側にあります、米を保管するため土蔵造りの倉庫です。
1893(明治26)年に建設され、現在も農業倉庫として使われています。
現役でした。
倉庫は、土蔵造り12棟からなり、屋根は断熱を考慮して二重構造で作られ、
内部に設けられている土間には、にがりを練り固めるなどの加工により、湿気を防止する構造になっています。
次回に続きます。
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