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1992.6.18

2010-06-18 | Weblog

個人的な日記で、わけわからないひとごみんなさい。。

この間、ある人から慶也さんへ送られた手紙を見つけて、
あんまり素敵だったので、
慶也さんを知ってくれてる人へ。

良かったら読んで懐かしんであげてください。

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慶也さん、


あなたはよくご自分のことを笑って
「こんな人間だから」とおっしゃっていましたね。

しかし、ひょうひょうとして茶目っ気があり、人なつこくて飾らず、
実は誠実で礼儀正しいお人柄は、そんな言葉の端にもみてとれました。

そんな慶也さんは男兄弟がいない私にとっては
兄と思えるほど暖かい存在でした。
今更ながら短い出会いが残念でなりません。

しかし一期一会と申しますように、私はあなたとの
印象的な出会いをいつもまで忘れはしないでしょう。

以前、あなたが少年の日にかえることを
夢見ていた事を知りました。

私はあなたが今日、本当の自分に戻れたのではないかと思います。

自由を愛し、形にとらわれず、
とっぴょうしもないことをさらりとやってのける、
あなたはそんな人だったと思います。

雲の隙間からのぞく一瞬の青空に
雨上がりにかかる七色の虹に
夜明けに瞬く小さな星の光の中に
美しいものが好きだったあなたがいるような気がします。

春、一番に咲く花に、
秋、最後まで残る枯れ葉に
頑固で誇り高いあなたがいるような気がします。

そして小さなトンボが肩先に止まったとき、
「藤江さん」と話しかけてびっくりさせてくれる気がします。

あらゆる大きなもの、小さなもの、美しいもの、優しいもののなかに
人間の殻を脱ぎ捨てたあなたがいて、
すべてのことをそっと見守ってくれるのでしょう。


あなたはきっと、ほんの一瞬いたずらをするために
この世に降りてきたんですね。
そしてたっぷり楽しんで、
今日、自由な翼で天空へ戻っていくのでしょう。

本当はもっとあなたのいたずらに付き合っていたかったのですが、
あなたは照れながら「さよなら」と言って帰っていくのですね。

さようなら、慶也さん。

1992.6.18
藤江

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素敵な手紙をありがとう、
藤江さん。
人間の殻を脱いで、今日でちょうど18年経ちました。




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