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イ キ カ タ ノ チ ガ ウ イ ノ チ ノ ツ ナ ガ リ

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壁画完成☆

2010-02-02 | Weblog
イキイキスクール、壁画完成しました。




真ん中に地球の親玉。



周りではたくさんの地球の種が次々産まれ飛び立ち、親玉地球を追います。
その種の中には、こどもたちが描いた学校への夢の絵を乗せました。





外壁にはイキイキスクールの看板。
主催者かでとぐりこをイメージした太陽。(そっくり。笑)



そのかでぐり太陽を先頭に、子供から大人までみんなの手形で道を作りました。
この道は関わるみんなの手で続いていきます。




電気も水道も情報もない村。

そんなところに建てる小学校にいったい何を描いたらいいんだろう。
村の人たちは何を望んでるんだろう。
絵なんて生活手段にならないもの、必要としてるのかな。

正直少し不安でした。

でもそんな不安は村の人たちが簡単に吹きけしてくれました。


毎日毎日描いてる後ろで、何時間も飽きずに見てる村の人たち。

描いた絵を「ロイナ!ロイナ!!(とってもいいよ!)」って
指さして踊り出すおばあちゃん。

赤青黄色のペンキに大歓声のこどもたち。



最後の日は、こどもたちに
地球の種の中に入れる絵を描いてもらいました。

あたしより日本語が上手いカンボジア人、マリンちゃんに
「学校作りの思い出、学校への夢を描いてね」って言ってもらったけど、
みんななかなか描きださない。

なんで?って聞いたら、
「このこたちは絵を描く授業なんてしたことへんし、
どっから何をどう描いていいのかわからへんねん」って。
(マリンちゃんは関西弁。笑)


そういえば、真ん中の地球の絵。

いくら「地球!」ってクメール語で伝えても、みんなきょとん。
結果「月」ってことに。

後から通訳サムに聞いたら
「多分このこ達も大人も、地球がどんな形してるか知らないから。」って。




当たり前が当たり前じゃないこと、
分かってたはずなのに。

そんなことを思い出しながら
画用紙をじっとみるこども達の姿を見てたら、なんか胸がぎゅう。


でもみんな、描き始めたらとまらない。
表も裏も描き尽くして、破りだす始末。






今まであたしは、絵は1人で描いて1人で消化するものだと思ってた。
し、発展途上国のこどもたちに必要なのは読み書きや計算で、
絵なんてなんの役にも立たないと思ってた。

でも役に立つとか立たないとかじゃないんだね。
描いた絵を一生懸命説明してくれるのを聞きながら、
「絵を教える」必要はないけど
「絵を描くこと」は教えたい。

あたし自身も、もっといろんな世界を見て、
固定概念をちゃんと壊していたいって改めて思いました。


学校建設の皆にも、いろんな気持ちをもらいました。
毎日行き帰りのトラックの荷台で揺られて大笑いしてるのをみながら、
なんにも切なさを抱えてない旅人はいるわけなくて。
その上でやさしくて馬鹿を振る舞える皆を、素敵だなと。
絵を受け入れて愛してくれて、ほんとにありがと。





村を離れる最後のお別れの時、
こどもたちはいつものように、
「エモンティアナ!(また明日ね)」って覚えた指きりの小指を出してきました。
あたしが小指を出せずにいると、子供達は不思議そう。
したらかでが、カンナは今日でもうこないんだよって伝えてくれました。

そうして、こどもたちを抱きしめてバイバイしてると、
ひとりの女の子が、
「カンナアリガトウ」って日本語で言ってくれました。

自分でもびっくりするくらい涙がとまりませんでした。


たくさんの感情をありがとう。
村の人たちのはにかんだ笑顔が、いつまでも続きますように。




 ↓たっちゃん作のIKI IKI SCHOOL MOVIE ↓
     これ、楽しすぎます。

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