Reflections

時のかけらたち

懐かしきボナール ・・・ Bonnard, one of my favorite artists

2018-12-14 23:59:13 | art
学生時代から大好きだったボナール。
久々の大きな展覧会です。

終了間近になってやっとボナール展に行くことができました。
去年の今頃受けた健康診断の待ち時間に見た、芸術新潮で今年の展覧会の予定が出ていました。
横山大観、東山魁夷、フェルメール展など見たいものがたくさんあることを知りました。
一昨日の健康診断の時に同じように芸術新潮が置いてあって、一つチェックしました。
ハプスブルグ展が来年開催で、その展示にジョルジョーネが1点入っていました。ジョルジョーネは
フェルメールと同じように作品の少ない作家です。いつかベニスのアカデミア美術館で「嵐(テンペスタ)」
を見たいとずっと思っていました。

寒い日でしたが、家の防火探知機の検査が終わって、国立新美術館に向かいました。








ボナールの色遣いが好きで、ボナールの絵の中には
安心していることができます。居心地のいい自分の家に
返ってきたような感じ・・

懐かしい絵に再び会うこともできたし、初めて見る絵もありました。
後からオルセー美術館のコレクションで、初めて日本で公開された作品も多いことを知りました。

日常の中の幻想性という言葉がどこかに描かれていましたが確かに。

ボナールも結構50過ぎくらいからの作品がいいですよね。年齢を追ってみたのは初めてかも。
若いころはリトグラフのポスターも結構好きでした。プルーストにどことなく似ているボナールも
私生活ではいろいろあったようですね。マルトと何十年も暮らしてから正式に結婚したり、
モデルが自殺したり・・ でもそういうことを知ることはあまり意味がないような気がします。
純粋に作品だけで見ていたいと思いました。
昔イタリア文化会館で美術の講座を若桑みどりさんから聞いていた時に、芸術家は作品がすばらしければ
インモラルでも構わないと言っていた言葉がすごく衝撃的でした。

ボナールの絵は年を取るほど明るくなっていったと言われています。
絶筆の「花咲くアーモンドの木」は彼の好きな作品の一つです。

素晴らしい色の世界に浸った午後でした。































夕食は塩を振って漬けこんでいたポークをルクルーゼのレシピでポットローストを作りました。
ローストポークはほとんど作ることもなく塊肉は紅茶でゆでたりしていましたが、このお鍋だとうまくいきそうと
思って、トライしたら、時間もあまりかからず、柔らかくておいしいロースト・ポークができました。
ワインと水をお肉の割合からして多すぎたようでした。













デザートには青山Westで買ったカスタードシュークリームをいただきました。


おまけ)

少し前だけどスライサーを買って、千枚漬けをつくりました。
生協からの野菜ボックスに聖護院大根が入っていたので。




Dec.14  2018  Roppongi
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