同窓会の案内ハガキ

　僕が高校を卒業してから今年で卒業40周年となります。高校の同窓会は５年ごとに開催することになっているので、今年の８月に卒業40周年記念大同窓会を企画しています。例によって僕は幹事、というか、幹事長です。なにせ同期生10クラス450人を対象とした同窓会ですから、とても１人ではできません。10人くらいの幹事団を結成してその統括をするのが幹事長の役割です。

　と言っても、単に統括をして、みんなにあれこれ指示しているだけでは回りません。細々としたことを考えて、自分でもあれこれやってこその幹事長です。特に出欠の管理は手間暇がかかります。全員の連絡先住所、メールアドレスなどを一括で管理して、適宜メールを送って同窓会の連絡をします。

　そしてメールと並んで重要なツールは郵送による往復ハガキです。メールアドレスはころころ変わりますが、住所はそれほど変動が激しくないので、意外とアナログな郵送の方が確実に連絡が取れる場合も多いのです。往復ハガキの受取人も僕なので、出欠管理は全て僕の仕事になります。ハガキはいったん送ってしまえばOKというわけではなく、やはり転居している人もいるので、届いていないことがわかったら改めて住所を探して見つかれば再送します。今回は連休明けにハガキを発送しましたので、現在返信ハガキが毎日届くのとともに、宛先不明で戻ってきてしまったハガキの再送作業も進行中です。

　かなり手間暇のかかる面倒な仕事ですが、ハガキのデザイン制作は楽しかったです。なにせクライアントチェックもメディアチェックもコンプライアンスチェックもないので、自分の好きなように企画ができます。卒業20周年の同窓会からずっと自分でハガキを作っていますが、今回が過去で一番反応が良いようです。コピーライターをやめて４年以上経ちますが、やはりこういう仕事をするのは楽しいです。定年後はやっぱりコピーライターに戻ろうかな。仕事くれる人がいたらばの話ですけど。