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幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

杉田水脈の公認問題

2025-03-12 23:34:42 | 政治
 自民党が夏の参院選に杉田水脈を公認しました。野党はもちろん、さすがに自民党内からも異論が吹き出ているということですが、石破首相は「有権者が判断すること」と突き放しました。小沢一郎が「自民党は良識どころか社会人としての常識も失った」と指摘していますが、まさにその通りだと思います。さすがに杉田水脈を公認するというのは、あまりにも常識外れでしょう。

 杉田は衆院議員だった2023年にアイヌ民族や在日コリアンへの差別的言動を法務当局から人権侵犯と認定された経緯があります。これに限らず過去に何回も女性や同性愛者などへの差別的発言も繰り返しています。しかも旧安倍派の派閥裏金事件で党役職停止6カ月の処分を受け、昨年10月の衆院選への立候補を見送っているにも関わらず、今回「議員に当選したら裏金問題を説明する」と言ってのけました。いやいや、立候補するなら選挙前にきちんと裏金について説明しなくては筋が通らないでしょう。議員だった時には全く説明せずに逃げ続けたのですから。

 なぜ自民党の一部がこれほど杉田を重用するのかと言えば、逆説的ですが「差別主義者」だからだと思います。要は自分たちが思っていてもとても言えないことを杉田が代弁してくれているからです。自民党のオジサンやオジイサンたちは、本音を言えば女性の権利拡大を認めたり、LGBTQについて理解を示したり、少数民族や在日外国人を受け入れたりしたくないのです。しかしそれを口にしたら自分の立場が危ないことはわかっているので、杉田のような女性の鉄砲玉に言わせておいて「おいおい、そういうことは言ってはダメだろう」という立場を取っているだけです。ヤクザの若い衆と親分のようなものです。

 旧安倍派や維新にはそういう構図が多いです。下っ端にやらせておいて、それを諭し収めるようなことを言いながらも、本音の部分にある差別を温存していく手法で彼らは支持を広げてきました。つまり彼らを支持する有権者の中にも本音では同じように思っているけれども、今の時代にそれを言うとマズイよなと黙っている人たちが多いということです。杉田が一番過激な鉄砲玉で、その上に三原じゅん子、稲田朋美、そして若頭が高市早苗。高市は自分が別姓で仕事を続けているにも関わらず選択的夫婦別姓制度には反対し続けています。その方が彼女にとって票になるからでしょう。こうした女性たちを重用するのは、「女の敵は女」の構図を作っておいた方が男にとって都合が良いからです。

 とは言え、さすがに杉田は無いだろうと改めて言いたいです。石破が「有権者の選択」だと言うのも、杉田にそういう支持が集まり一定の票の上積みを見込めるからです。もし選挙で、こいつだけはダメだという「×」をつけた分だけ得票からマイナスできるような制度を作ったら、きっと杉田はマイナスの方が多いでしょうから石破も擁立しないだろうと思います。後は杉田が当選したら裏金問題について説明をするかどうか忘れずに注目したいです。まず間違いなくまともな説明はしないと思います。

 
  
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