岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

落穂ひろい

2019-09-22 17:22:47 | いなか暮し

  我が故郷から望む自慢の景色が・・・・ 
            松も伐採されて近代化?

 暑くて長い夏だったせいか、今年は稲の稔が早い。
 いつもの年より一週間以上も早く稲刈りが始まった。
 2条から6条ものコンバインは、自転車より早いスピードで稲を刈りとり、あっという間の稲刈り作業、機械の性能も良くなって稲穂や米粒をこぼすことも少ない。
 もっとも多少こぼれたところで、その上に藁を散らかすから見える筈もない。
 
 昔、お米が大切にされていた頃、いや今だってお米は大切。
 お茶碗のご飯を食べ残したり、茶碗に、ご飯粒をつけたままにすると目が見えなくなると叱られ、何はともあれ毎朝、神様、仏さまにはご飯を供えた。
 大切なお米だから稲刈りや収穫の時に、田んぼにこぼれた稲穂を拾う。
 せっせと稲穂を拾う年寄りが邪魔くさい、コンバインの邪魔と感じていた。

 彼岸の三連休の息子にコンバインを運転させた。
 コンバインが踏みつぶした稲株を刈取り、籾のいっぱい着いた稲穂を拾い集める。
 コンバインの上から見る息子は年寄りは邪魔くさいと思っているに違いない。

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