二十四節気 穀雨
初候 葭始めて生ず(あしはじめてしょうず)
水辺の葦が、芽を吹きはじめるころ、夏には背を伸ばし、秋には金色の穂が風になびきます
(新暦、4月20日から27日ごろ)
桜前線は一日に20キロ北上し標高は一日30メートル上昇すると言う。
北上した桜が岩手に達し胡四王山の桜が満開になる頃、期を同じくして標高の高い山梨の川口湖付近も満開となる。
昔、胡四王山に桜を植えて参道を麓から山頂付近まで一気に咲かせようと考えた。
さて・・・・・その標高差100メートル近くを同時に咲かせるにはどうしたらいいだろう、山麓と頂上では開花に三日以上もずれる。
名案が出た、開花時期の遅い八重桜を標高の低い山麓に植えて山頂寄りにはソメイヨシノを植えたら同じ時期に咲くはず。
参道一帯に咲き誇る日を夢みつつ、こうして多くの桜の苗木が植えられた。
それから数年して桜がポツポツ咲き始めた。
同時に咲くはずの桜、麓では咲き始めているのに山頂付近は中々咲く気配がない。
ん・・・・???・・・・
それがなんと・・・・植えるときに山頂分と麓の苗木を間違えて植えたことに気が付いた。
麓の桜はより早く、山頂付近はより遅く開花することになった。
結果・・・・麓の桜を4月29日の胡四王神社の春祭りの頃に楽しみ、標高の高い山頂近くではゴールデンウィーク後半にと二度の花見を楽しめるということになった。
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