岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

十大ニュース

2022-12-26 11:27:17 | いなか暮し

 昨今「つらら」を見かけることは少ない、花巻地方では「タロシ」という。「タロシ」が家の軒に長く下がると、子供はどうしても折りたくなる。
 茅葺屋根の「タロシ」を折っては年寄りに叱られた、タロシの下がる、根本の萱が傷むからだったろうと思う。昔々の話。

 年の瀬、せまって十大ニュースが話題、大きなニュースは凡そ予想通り、明るいニュースはやっぱり大谷翔平選手の大活躍、読売新聞は4位にランク。21年にはトップだから2年連続の十大ニュース入り、出身地の岩手の十大ニュースは当然大谷選手が今年ナンバーワン、2016、17,18,21年そして今年も、十大ニュース入りは、もう指定席。
 さて、地球の片隅の我が家の今年のニュースは? コロナと少々の老化もあって、めっきり好きな旅行にも出かけなくなった。
 それでも出かける隙は逃さない。6月末、現地は晴れ予報だったが、花巻は朝方激しい雨の中、念願の八戸、種差海岸へ向かった。
 よく晴れた種差海岸を10㎞ほど歩き通して気分爽快で帰宅 さて、シャワーと思ったら湯が出ない。
 レンジもテレビも‥点かない。なんと今朝出がけの雨は、雷を伴い我が家の門灯に落雷していた。
 門灯は軒に隠れて雷様からは見えないはずだが・・子供の頃言われた、「誰も見ていないと思って悪いことをすれば神様が見ている」あまり悪さはしていないつもりだが・・今年のビックリ大賞。
 7月末、広がるコロナの小康時期を狙って飲み仲間と高野山から紀州方面旅行を楽しんだ。
 どこも観光客が少ないから、ゆっくり、のんびり紀州の旅を楽しんだ、南紀白浜の夕暮れは素晴らしかった。
 8月には連日の雨、田んぼの稲の穂が出るころ、やきもきさせられた。8月の北日本の雨は平年比176% 日照に至っては平年の85%だったが、3年ぶりの花巻まつり頃から天候は回復、穏やかな収穫の秋を迎え、米の収量もまずまず。
 さほどのニュースもなかった我が家の1年、何もなかったことが一番、平穏な良い一年でした。
 来年は年齢の大きな節目、体力、気力とも緩やかに下り坂を進んでいるのは自覚している。願わくは程々の下り坂であってほしい、急な下りや崖はさけたいが・・・・

コメント
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