2月3日節分の夜、見るともなく見ていたテレビ
「母子病棟~壮絶なる愛と別れの記録」産直出荷の野菜の準備で少しおそい夕食は最近、はやってきた恵方巻、今年は北北西に向かって丸かじりとか!
孫は「豆まき」「豆まき」と騒ぐが家族の目はテレビに釘付け。
「不治の病気の子供達とお母さんの記録」
画面を見ている内にお母さん(倅の嫁さん)はテレビに映る子供に同情して食が喉を通らなくなったと涙ぐんで早々と部屋に戻った。
テレビに映る子供達が、同じ年代の我が家の孫達に重ね合わさる。岩手の頑固親父も次第に晩酌が苦くなり恵方巻も食べれない。「鬼は外」ならぬ「鬼の目に涙」、早々に風呂に入り涙を洗い流して戻ったら80になった母も涙ぐんで「テレビのあの子たちがきっと今晩の夢に出てくる。」
同窓会の相談で出かけていた娘が明るい声で帰ってきたのにみんなしんみり。悲しい顔をしている。節分の夜にあの手のテレビ番組はつらい。
※ 節分の夜降った雪はこの冬一番の大雪だった。