岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

『台風一過』

2006-04-12 09:28:05 | 田舎暮らし

Cimg0878 ※ 農作業を手伝う孫たち

 この春、我が家では小さな、大きな台風が過ぎ去った。全国区の我が家では九州から新幹線を乗り継いで日本縦断した孫たち、出向勤務を終えた長男一家が帰郷した。同じ頃、アメリカ出張していた甥っ子も帰った。

 年寄り一家に突然元気な孫の大集合、あらかじめ用意した凧揚げや補助車輪をつけた自転車や三輪車、そして農作業の手伝い 子供は農作業が大好きだ。トラクター後部に孫を乗せたら交通安全のおまわりさんに叱られた。孫たちはそれこそ雲の子散らすように逃げ、じいちゃんだけが怒られた。育苗ハウスのビニールかけはもっともっと楽しかったらしい。近所の子供たちまで集まって大騒ぎした。隣のおばさんもこんな賑やかな子供の声は久しぶりだと目を細めていた。大好きなムシキングさえ忘れている。夜はみんなで風呂に入り絵本を読む。それも『タキイ種苗』の野菜の本が一番人気。じいちゃんと寝る子、ばあちゃんと寝る子。少々疲れながらも元気パワーを一杯もらった。

 今朝、山鳩の声で目を覚ました。今日、九州の孫たちが帰ると思ったら寂しさが募るので早く起きた。三匹もいる犬たちに別れを惜しんで空港に送った。5時間後「今、着いた」と電話があった。「おじいちゃんどうもありがとうございました」胸が熱くなる。

『台風一過』今夜の夕食は静かな夜だった。でも、今回は出向を終えた長男一家が離れで生活を始め おしゃべりで賑やかな孫娘がいる。

 今夜も冷たい雨が降っている。今年の春は一体どうしたことだろう。いつもは4月7日の孫の誕生日に咲き始める梅はまだ蕾が固い。お彼岸すぎから雪や雨が続いてしかも寒い。変な天候に気をもむ頑固親父である。

コメント
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