BLOG STATION
東京発世界行

written by Ken
 



http://twitter.com/

話題の twitter を使い始めて約2週間経ったので、ざっくばらんに感想など。

■サラリーマンの昼間の社交場としての twitter
僕が add しているユーザのほとんどが日中オフィスで働いている人たちである。朝の「おはよう」の挨拶から始まり、昼食の話題、午後の時間帯の眠さ、残業の話題、アフターファイブの話題へとリアルタイムにつながっていく。
毎日がその繰り返し。
ときには、たばこ部屋的な盛り上がりを見せることもあり、それなりに楽しんでいる。しかし、生活時間の違いからか、学生ユーザとの隔たりを感じることが多い。(専業主婦の方はどうなんだろう?)

今日から連休が始まったが、僕の周辺では(書き込みの量は相変わらずだけれども)、案の定盛り上がってはいないようだ。休みの日は各自の生活時間がばらばらだからだと思う。

■雑談スキルを要求される twitter
積極的にコミュニケーションを求めるのではなく、淡々と独り言を書くひとが多い。
それこそが twitter の面白いところだと思うし、僕も独り言を書いたりするのだけれど、あまり連続して書きこむと、他のユーザの画面を独占してしまうことになるため、ちょっと遠慮がちに書くことになる。
雑談の場としての twitter は議論には向かない。
また、深刻すぎる話題は twitter には馴染まないのかもしれない。(私事だが、先日、家人が大怪我をしたことを結局書けずじまいだった。)
逆に、中身のほとんどない「どうでもいい話」をするには、twitter は最適である。チャットやメッセンジャーと違って、何も発言しなくても良いわけだし。

■Web ツールとしての twitter
suVeneのあれ: [Greasemonkey]ver.0.1.0 HatenaB with twitter - はてブからTwitterへのクロスポスト
こういったツールを早速考え出すひとがいるのは、すごいことだと思う。
全く仕組みをわからないまま、一つだけ欲をいうなら、twitter に表示されるリンクは、ブクマしたページではなく、はてブのエントリーページにならないものだろうか。(僕はどこに飛ばされるかわからないリンクをクリックしないからである。)

モバトゥイッターなら、日本の携帯電話でもTwitterの真価を体感できます : ワークスタイル・メモ
もう一つ気になっているのが、twitter のプロフィール画像が大きすぎることである。
職場で画面を開いていると目立ってしまうというのもあるが、さらに問題なのは、携帯から閲覧するモバトゥイッターでは、画像の表示に時間がかかりすぎることである。
パソコン、携帯ともに、クリック一つで画像を非表示に出来ると良いと思う。


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2007.5.4.追記。
あとから気づいたのですが、モバトゥッターは設定画面でプロフィール画像を非表示に切り替えることができるんですね。
やはり、画像を非表示にしたら、すごく軽くなりました。

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アマゾンから今日届いたばかりの DVD。

ノルウェーの放送局がテレビ放映用に録画した映像で、1966年と1980年の二つの「ビル・エヴァンス・トリオ」のライヴ演奏が収録されている。

■Oslo Munch Museum, October 1966
1966年のトリオは、美術館の中で行われたライヴで、ステージ後方には絵が飾られている。大きなコンサート・ホールと違ってステージと客席が近いため、リラックスした雰囲気になっていると思う。
メンバーは、エディ・ゴメス(b)とアレックス・リール(ds)。エディ・ゴメスはトリオに参加して間もないのだと思うが、非常に力強い音を出している。ゴメスのベースは時折不安定になる傾向があるが、映像つきで見ると極めて見栄えのするミュージシャンだということがよくわかる。
ビル・エヴァンスのピアノは、線が細く神経質な感じ。見た目も青白いしね。(モノクロだけど。)

■Molde Jazz Festival, August 1980
こちらは1980年、ビル・エヴァンスが亡くなる1ヶ月前の映像。
メンバーは、若手のマーク・ジョンソン(b)とジョー・ラバーバラ(ds)。この“ラスト・トリオ”は、スタジオ録音を残しておらず、その代わりにエヴァンスの死後、多くのライヴ・アルバムが未発表音源として、様々なレコード会社から発売されている。
演奏は、とにかくマーク・ジョンソンのベースがすごい。テクニック、フレージング、ピアノとの絡みなど、いずれをとってもエディ・ゴメスを遥かに凌いでいる。
最晩年のエヴァンスは力強いピアノを弾いているが、表情が疲れきっているようにも見える。しかし、ラストの "Nardis" のベース・ソロが終わったときのエヴァンスの笑顔が良いのである。


Oslo Concerts



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1980年のほうは、アフター・コンサート・インタビューつき。(字幕なし)
たぶん、既発売のビデオをカップリングした商品だと思うのだが、この値段なら即買いです。

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ピアニスト、ビル・エヴァンスが、天才ハーモニカ奏者、トゥーツ・シールマンスと共演した企画盤。(1978年録音)

ビル・エヴァンスの作品はシリアスなものが多く、緊張感が強すぎて、BGM には向かないものが大半なのだが、ときどき "Quintessence" や本作のようにリラックスして聴ける佳作がある。

メンバーは、ビル・エヴァンス(p, el-p)、トゥーツ・シールマンス(harmonica) に新加入のマーク・ジョンソン(b)、前年にトリオから脱退後、一時的に戻ってきたエリオット・ジグムンド(ds)、さらにラリー・シュナイダー(ts, ss, fl) が数曲参加している。
全面的にピアノとハーモニカをフューチャーした構成になっていて、特にエコーの深くかかったハーモニカのサウンドが素晴らしい出来である。(逆に他のメンバーは伴奏レベルに留まっている。)
アルバム後半で、エヴァンスはエレクトリック・ピアノを弾いているのだが、エヴァンスのエレピは音色の美しさはあるものの、フレーズやハーモニーの点であまり特徴を出し切っていないように思う。


Affinity
Bill Evans
Warner Bros.


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1曲目、"I Do It For Your Love" はシンガー・ソングライター、ポール・サイモンのカバー。原曲はコード進行が複雑な割に、メロディの起伏が乏しく、つまらない曲だと思っていたのだが、ここではエヴァンスのアレンジによって、きわめてドラマチックなバラードとして見事に蘇っている。

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1977年8月に録音された後期ビル・エヴァンス・トリオの最高傑作。

正直に言うと、70年代後半のエヴァンスはトリオの新作を発表しておらず、当時の人気は下降線、ジャズ界では過去の人という扱いになりつつあったのだ。
前作、"I Will Say Goodbye" (77年録音、80年発表)にも同じことがいえるのだが、本作が発表されたのは彼の死後、1981年のことである。
エヴァンスは "You Must Believe In Spring" を遺し、そして伝説となった。

"I Will Say Goodbye" から3ヶ月後、同じメンバーによる演奏とあって、同様のコンセプトで作られたアルバムだと思われるのだが、かなり印象が異なる作品になっている。
メロディアスな楽曲が揃っているというのもあるし、短調の曲が多いのもある。
しかし、それ以上に、エヴァンスのピアノの全ての音が、痛いくらいシリアスに響くのである。
また、エディ・ゴメスも素晴らしい。本作における彼の役割はオブリガートを奏することに徹している。ベースが唄っているのだ。


You Must Believe in Spring
Bill Evans
Rhino/Warner Bros.


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『ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング』
タイトルは、ミシェル・ルグラン作曲のミュージカル映画、『ロシュフォールの恋人たち』 の挿入歌から。
春の到来を信じよ! というエヴァンスからの力強いメッセージ・ソングである。

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